2018/12/25

新しい生活が始まった!

今日はクリスマスですね。そんな感じは全然しません。ここに来て8日がすぎました。買い物に行くとお正月のしめ縄飾りなどを売っているので、年末だなあと思うのですが、まだここでの生活に慣れていないので、日々の暮らしをきちんと立てることに精一杯で、お正月の準備どころではありません。 着いたとき、ここはまだ晩秋と冬の始まりとが混ざっていると感じました。その上もう春に咲くはずの花が開いていて、早春の趣までが混在しているのです。
近くを散歩すると、あちこちに野生のマンリョウや、ヒイラギ、細かい葉っぱのアジアンタムにそっくりな野草、その上アザミや秋のリンドウまで咲いています。庭にはスイセンも咲き始めています。
家の持ち主のN様ご夫妻が、ちゃんとうまく生活できそうかと心配して見にいらっしゃいました。お土産にこのへんの法事やお祭りの時に食べる「田舎寿司」を買ってきてくださいました。右側は、鶏そぼろと思って食べたらほぐして煮たツナで、やはりここは静岡県なのでした。
庭を歩くと、よい香りの花が、見るとどうやらロウバイの花です。なんて素敵なのでしょう!
ここら辺のこんにゃくはほとんど手作りこんにゃくです。工場生産の安いものは見当たりません。こんなのを買ってみました。歯ごたえ充分でした。 まだまだ伊豆探検の旅は始まったばかりです。

2018/12/19

冬の間は伊豆市で過ごすことになりました。

山形の川西町の玉庭で15年冬を過ごしましたが、昨年の大雪にはこまりはてて、どこか雪の降らないところで過ごしたいとねがっていましたら、かなってしまいました。引っ越し先は静岡県伊豆市の山に少し入った静かな場所です。これから順に書いていきたいと思います。では次をお楽しみに!

2018/12/09

初大雪 50㎝

12月9日(日曜日) 昨日から大雪が降ると天気予報で言っていましたが、やはり本当に降りました。それも一晩で50センチぐらい積もってしまいました。家のまえに車を置いていたので、移動させなければ行けないのですが、その前に夫さんは車の上に積もった雪を落とさなくてはいけません。南の雪囲いが窓の上の方まで出来てしまったので、板と板のすき間から覗いて写真を撮りました。伊豆市へのミニ引っ越しまであと7日です。まだ雪は降り続くようなので、荷物を道の上方の駐車場へ移動させるのは距離が長くなってしまいますが、ソリに乗せましょう。

2018/11/19

「パーク・キューヒー」ギターリサイタル

世界中のギターコンクールで優勝を果たし続けている韓国出身で日本育ちのギタリスト,『パーク・キューヒー』さんのリサイタルが,宮城県加美町の中新田バッハホールで行われました。日本語で書くと『朴 葵姫』さん。文字通り、お姫様のように愛らしい方です。彼女のギターを一番初めに聴いたのは,2005年の庄内国際ギターフェスティヴァル・in hibiki』でしたからもうかけこれ、13年前のことです。その時もタレガの『椿姫による変奏曲』で2位でした。その後2008年に私たちがはるばるドイツのコブレンツまで出かけていった時のコブレンツ国際ギターフェズティヴァルでも1位なしの2位で、やはり『椿姫による変奏曲』を弾きました。小さな手指で、華麗に素晴らしいテクニックと音楽性で観客を魅了する彼女のギターは本当に素晴らしいです。今回の加美町のコンサートは町民コンサートとして加美町と宮城県文化振興財団が主催しているので、なんとたったの1000円で聴くことができたのです。一部はソルとタレガとアルベニスのなじみのある曲を弾いて下さって、二部にはポール・マッカートニーのイエスタデイから、バリオスのフリア・フロリダ、ワルツ二曲、アルゼンチンののヒナステラのソナタす4曲と、ディアンスの2曲で、アンコール曲はそれはそれは美しい『愛のロマンス』でした。本当に笑顔が魅力的で、素晴らしい音楽を奏でて下さって、会場からは賞讃に満ちたため息が聞こえました。
長蛇の列のCDのサイン会、夫さんも並らびました。そこをパチリ! センプレからkさんと、イブさんご夫妻も来ていました。

2018/11/09

南陽市芸術祭・芸能フェスティバルに参加

11月4日(日)は、夫さんの属している『ギターアンサンブル・センプレ』の秋の一大行事である、南陽市芸術祭・芸能フェスティバルへの出演でした。他にはクラシカルな音楽の披露はなく、歌謡曲、民謡、詩吟、舞踏がほとんどですので、異色のクラシカルギターアンサンブルの演奏として、今年は昨年までよりも観客・聴衆の目を惹いていたように思いました。
演奏曲目は、ヴィヴァルディの調和の霊感より『コンチェルト第6番』第一楽章、第二楽章、第三楽章と、日本でもおなじみのポピュラーな『コーヒールンバ』の2曲でした。 気のせいか昨年より大きな拍手のあと、司会者がもうひと言添えたために、今後のセンプレへの期待のこもった大きな拍手がもう一度起こりました。写真を撮っていた私としては嬉しい一コマでした。 今年も紅玉の出回る季節になりました。スロヴァキア風のりんごケーキ『ヤブルコビ・コラーチ』に登場してもらいます。地球ラジオで知ったこのケーキはそれ以来、私の大好きなケーキになりました。お名前は忘れましたが、紹介して下さったスロヴァキア在住の日本人女性に感謝で一杯です。またスロヴァキア人のタマシュ・セシュさんと結婚なさった米沢出身のピアニストの石栗宏美さんにも、ケーキの正しい名前を教えていただいて、とても感謝しています。すっかりこのケーキのとりこになった私は,自分なりに工夫して,能率の良い作り方を考えつきました。大きなビニールの袋の中でケーキの種を延ばして、手も台も汚さず、また天板に移す時壊さずに済む方法、りんごから出てくるジュースを小麦粉を一振りして固めてしまうことなどです。
秋から冬にかけて、何回も焼いて、その度に喜ばれる『ヤブルコビ・コラーチ』,ありがとう!

2018/11/07

冬も間近に。

あっと言う間に11月になり、文化の日も私どもには文化的なこともなく通り過ぎて行きました。道端の草花や木々は紅葉した赤やオレンジ色、黄色の葉をどんどん落としています。お隣のTさんの家の屋根が見えてきました。 10日ぐらい前にまだりんどうの花が咲いていた山道にも,11月も5日を過ぎたら、もう何も見付けることが出来ませんでした。10月の末はこんなふうでした。
図書館で素敵な本を見付けました。大人の本ではないのですが、あの『大草原の小さな家』のローラ・インガルスの物語の続編です。今度はローラの一人娘のローズ・ワイルダーの物語です。書いた人はロジャー・リー・マクブライドといって、ローラとローズの後継者になっている人で、彼がローズから直接聞いた話や、ローラとローズのエッセイや、当時の資料などを基に書いた本で、多少物語として脚色されていますが、とても魅力的な物語です。全部で6巻まで出ていて、つぎつぎと読むのが楽しみで、私が今夢中になって読んでいるところです。古き良き時代のアメリカの常識と良心が見事に描かれていると思います。またローズの少女時代から成長していく様子が手に取るように分かり、また母のローラが開拓時代の苦しい生活を経験しているからこそ、ローズにもそれが両親を尊敬する大きな理由となっているのです。たった100年前のアメリカの生活なのですが、今となっては大きく変化していて、アメリカや日本を含めて世界中がすごい速さで一体どんな方向へ進んでいくのか、心配になってくることも事実です。

2018/10/23

秋はまだまだ手作り続く

先日大工さんのTさんからいただいたアケビの中の白いワタと黒い種の部分を冷蔵庫にとって置いたことを思い出しました。インターネットで調べると、アケビの白いジャムの作り方が出ているではありませんか。早速やってみました。種の部分にお砂糖を入れて煮てから、黒い種がほぐれたら漉して種を除いて,レモン汁を足して少し煮るとすぐに固まってきました。ペクチンが多いそうです。
塾生のSさんはイタリア帰りなので、最後の昼ご飯はピッツァにしたら、大喜びでした。「ぴったりイタリア風に出来ている!」と言ってくれたので、私の方も大喜びでした。二枚目はバジルソースに烏賊と玉ねぎをのせました。

2018/10/22

秋たけなわです

蔓リンドウの実はきれいな赤です。今年は庭の片隅にたった一つしか見付けられませんでした。 ツリバナの一種と分かった木は遅くなって紅葉するみたいで、まだ緑色の葉を付けています。下に赤い小さな実がぶら下がっています。
ことしも枝豆の最盛期には,たくさん秘伝豆をいただきました。ムシャムシャ食べるだけではもったいないので、『豆しとぎ』という岩手県の伝統的なおやつを作ってみました。材料は茹でて薄皮を剝いた枝豆と米粉と砂糖、枝豆の潰したものと混ぜて練ると固まりますので、冷蔵して寝かせてから薄く切ります。上品でしっとりと美味しいおやつです。10月の初めに何回も作りました。 10月16日は私たち夫婦の50回目の結婚記念日でした。何と長い月日が経ったことでしょう。大きな病気もせずに、仲良く(?)ずいぶん波瀾万丈の人生でしたが、無事に歩んできました。感慨無量です。 栗の季節なので、栗を茹でて、エヴァミルク、バター、砂糖、ラム酒を加えて栗のクリームを作っておいたので、モンブランケーキ、(フランスではマロンシャンテリー、あるいはマロン・シャンティーイというのかな)を作りました。ちょうどギター製作の塾生のSさんも滞在中でしたので、16日と.18日に飾り付けていただきました。薄い固めのスポンジを焼いて、カスタードクリームを作り、スポンジの上に乗せ、栗のクリームと生クリームを飾りました、栗のクリームを細くひねり出すのがとても難しく、好い加減になってしまいましたが、お味は最高でした。
庄内の友人のSさんから今年もたくさんの庄内柿が送られてきました。Sさんは渋抜きして(山形ではさわすと言います)、甘くしてから召し上がる為、どうしても傷のついた柿の実は、さわすのには向かないと今まで捨てていたそうですが、傷有りでも干し柿には上等なので、私にわざわざ送って下さるのです。干し柿好きの私たちにはとてもありがたいことです。 柿の中にひとつ天狗が入っていました。これはちょっと縁起が良いかも知れません。
ところがこの庄内柿、一つ問題があります。干し柿用に枝を残していないので、干すには工夫が必要です。夫さんと私は今年は3段干し物ネットを使ってグラスファイバーの棒に数個ずつ刺して斜めに渡して、干すことを思い付きました。ハエもたかりませんから良い感じです。150個以上いただいたのですが、友人や弟にもあげて、30数個ですが貴重な干し柿になるでしょう。出来上がりが楽しみで—す。
柿を差し上げたら、Mさんがお返しに大きな生の栗を下さったので、2回目の渋皮煮を作りました。
秋はつぎつぎとすることがあって、あっという間に過ぎて行きます。

2018/10/09

わとわ祭りに参加

9月16日に、南陽市のわとわセンターで、祭りがありました。祭りと行っても御神輿などは関係なく、普段わとわセンターを練習会場にしている団体が発表会みたいなことをするのです。センプレも時々音楽室を使っているので、お呼びがかかりました。他の用事があったKさんを除いた4人で、「コーヒールンバ」と「ヴィヴァルディのコンチェルト第6番の第1楽章」、「サバの女王」を弾き、その他に、イブさんと夫が二重奏で「ソルのやさしいワルツから4.5.6番』を弾きました。これは南陽市の芸術祭の良い練習になりました。
今年も畑の一角で小粒の小豆を育てて、収穫しました。乾いて黒くなった莢をはじけないうちに採り集め、その都度窓辺で乾かして粒を取り出して、『塵も積もれば何とやら」、250グラムも採れました。お赤飯や美味しいお汁粉が出来るので、楽しみです。

保存食造りいろいろ

8月から9月の初めにかけて,庭の黒い苺、ブラックベリーが実ります。毎日少しずつ摘み採り、冷凍して溜めておいて、1.5キロ以上になったら、ジャムを作ります。ブラックベリーはつぶつぶの固い種があるので、最初に煮た後漉さなければなりません。今年は全部で7キロぐらい採れて、4回ジャムを作りました。漉す時に流しの中にボウルを置いて漉すと、低めで腕が疲れにくいことを発見しました。歳を取っても知恵が働き、自分を誉めています。
栗の渋皮煮、ほんの少しの栗でしたが、二ビンできました。うちの秋茗荷もやっと採れたので、甘酢漬けを作りました。 川西産の生姜で、生姜の甘酢漬けも作りました。これはお寿司の時に重宝します。

2018/10/07

秋の山野草

山道の道端に秋の山野草が咲き始めました。ツリフネソウとミゾソバ、次に気付いたのは野生のりんどうでした。本当にきれいな青色のりんどうで、まるでお花屋さんに売っているりんどうと同じような色と大きさです。そのうちに2箇所にそれぞれ何株づつか咲いているのに気付き、通る時の楽しみになりました。
畑のすぐそばに生えていた赤マンマの特別綺麗な一本。花瓶に挿したら根っこが出てきた。いまだに咲いている。大きな花のかたまりが咲き終わって、下の段の花が咲き始めた。

2018/08/10

夏真っ盛り・イタリア料理講習会に参加

この夏、紫陽花の仲間の謎の花が一枝咲きました。やはり植えた覚えのない木です。自然に生えて来たのですが、一年ですごく大きく育ちました。でも花が付いた枝はたったの一枝です。調べたり、紫陽花好きのSさんに尋ねたらどうやら『ノリウツギ』だという結論が出ました。来年はきっともう少し咲いてくれるでしょう。最初の写真はつぼみの時です。きれいな白い花で、咲く程に真ん中が前に出っ張ってきます。
8月2日に、今年初めてのかぼちゃが二つも採れました。790グラムと710グラムでした。これは苗を買って育てた『坊ちゃんかぼちゃ』です。生ゴミキエーロの隣りに植えたので、どうやら生ゴミからでる栄養を吸っているらしく、すごい勢いで蔓を伸ばして辺り一面かぼちゃ畑になっています。受粉しないで腐ってしまう実もたくさんありますが、中で運が良いのはちゃんと実になっていきます。 まだ味見はしていません。軸が乾いて白く乾燥したら食べて良いと直売所の方に聴きましたから、すぐにでも食べたいのを横目で見て、ガマンガマン。 8月5日の日曜日に,公民館のOさんからお誘いがあったので、イタリア料理講習会に行ってきました。山形市からイタリア料理研究家の三橋弘子さんという方が教えに来て下さいました。以前イタリアに5年住んで勉強なさった方です。ご主人はデザインお勉強をなさるのが目的でイタリアに行きましたが、帰国したら、山形の東北藝術工科大の先生になれたので、縁もゆかりもなかった山形に来て、今は気に入って暮らしていらっしゃるそうです。 メニュは かぼちゃの冷製スープ、 夏野菜をたっぷり使った菜園風パスタ、 鶏肉のカッチャトーラ・漁師風、 デザートは パンナコッタ・マチェドニア添え、つまり生クリームのゼリー・フルーツポンチ乗せ その他に、途中まで作ってきてくださった『フォカッチャ』 とサラダ2種(トマトと揚げナスのサラダ)と (ズッキーニのサラダ)でした。このフォカッチャはジャガイモのマッシュしたものが半分入っているので、ふわっと柔らかくてとても美味しかった。オリーブの実の輪切りとローズマリーを飾りました。さて、どれが何か分かりますか?