2017/10/26

秋が深まりつつあります。

今年の秋は駆け足でやってきました。雨が多くて、秋晴れが少ないような気がしています。夏の終わりにかぼちゃの弦を始末した時に、長細いスクナかぼちゃの他に、ラグビーボール型のかぼちゃもひとつ収穫しました。これは去年とても美味しかったかぼちゃの種をとっておいて蒔いたものです。味はまだみていません。食べるのが楽しみです。
紅葉がだんだんきれいになってきました。野菊が家の前の道端に咲いています。ツルリンドウも赤い実をつけています。花の時には見逃すほど小さい花です。
ストーブを焚き始めてから、慌てて、去年はサボった『煙突掃除』をしました。大きなビン掃除みたいな形の大きなブラシを煙突の中に入れて、ワイヤーを5本継ぎ足して一番上まで行って突き当たったら、今度は下げていきます。今年の煤(すす)は後で重さを量ったら1100グラムありました。やはり2年分の重さですね。
春にアケビの花が沢山咲いていた場所を何カ所か見付けました。10月のある日行ってみると葉っぱの蔭にあけびが生っていました。アケビを見付けたのは初めてだったので、嬉しくてワクワクしました。また2.3日後に行ってみるとまた別のアケビが生っていました。
きれいな紫色のはなかったけれど、茶色、薄緑、白と大きい物から小さいのまでいろいろでした。アケビの肉味噌詰めをしましたが、油で揚げる時に撥ねたので、次にはちょっと発想の転換をして、アケビを楯にボート型に切って、そこに肉とこんにゃく、茗荷、舞茸の味噌炒めをのせてみたら、正解でした。来年からこれで行こうっと。アケビの皮はほろ苦くてちょっと乙な味です。
小国町の友達からフリーマーケットのお知らせが来ました。10月1日は快晴の天気でした。場所は小玉川の『マタギの館』という素敵なログハウスです。山形藝術工科大を卒業して小国町に住んでいる若いまりさんが主催してくれました。私も古い食器や台所用具、男物の着物などを持ってでかけました。
帰り道の道沿いに面白いかかしが立っていました。多分サル除けでしょう。鉄砲を構えています。女性のハンターもいました。はっとする程良くできていた『かかし』でした。
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10月15日に玉庭の公民館・交流センター『四方山館』でお菓子の講習会をしました。スロヴァキアのりんごケーキ『ヤブコビ・コラーチェ』を皆さんに教えました。その日集まったのは10人の生徒さんと、係のOさんでした。9時から始まって、3班に分かれて和気あいあいと作業が進み、11時半には上手に焼けたりんごケーキを試食した後、おみやげ用のも焼き上がって、それぞれお持ち帰りになりました。地球ラジオで聴いてから美味しいので何回も作った『ヤブコビ・コラーチェ』を少しでも広めることが出来たら、嬉しい限りです。一番感動したのはこの講習会の直前に、会場として使わせてもらった『おもいで館」の調理室に隣町のパン屋さんから中古のガスオーブンが3台もやってきて、館長さんが大急ぎでガス管を繋ぐ工事をして下さったことです。お陰さまで電気のオーブンを使うことなく、一遍に3個のケーキが焼けました。本当に幸運なことでした。
10月22日は隣の南陽市の芸術祭の芸能フェスティバルにギターアンサンブル・センプレが出演しました。日本一の木造の文化会館としてギネスブックにも登録されている立派なホールです。もうここは2度目なので5人のメンバーは落ち着いて弾くことが出来ました。曲目はビゼーの『アルルの女からメヌエット』と、『三つの日本古謡・通りゃんせ・さくらさくら・山寺の和尚さん』でした。お疲れさまでした。大きな拍手を贈ります。
今年も庄内町のSさんから庄内柿がたくさん送られてきました。傷有りの柿とは言っても干し柿には充分です。台風が過ぎてやっと晴れた10月25日に,吊しました。私が皮を剝き、夫さんがたこ糸と爪楊枝を使って、枝のない柿を上手に吊してくれました。

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