2017/06/28

アカショウビンの雛の巣立ち

初夏から飛来して巣作りをしているアカショウビンですが、どうやら雛が無事に育って、巣立ちしたようです。いかにも幼い、色の淡いアカショウビンがたびたび飛んでくるようになりました。それも何度か我が家の前に積んである薪用の木材の上や、一度はデッキの床にも留まっていました。そういう時、たいてい一声二声大きな澄んだ鳴き声を出すので、「近くに来ている」と分かります。そっと窓辺により、カメラを持って探します。小さい鳥のようにそわそわせわしなく動くことはないので、見付けるとしばらくいてくれるので、観ている方はとてもワクワクします。
アカショウビンについて調べると、羽根の腰の部分は『青色』だと書いてあります。飛ぶ姿を真後ろから見れば分かるはずですが、そんなことはほとんど無理です。撮った写真をよく見たら、留まっている後ろ姿の羽根の真ん中の腰の部分にほんの少し青い羽根が見えていることに気付きました。赤茶色の全身にカワセミの特徴の青色の羽根があるなんて、面白いです。




6月15日に夫が窓から外を見て、「なんか変な動物がいる」と言いました。そいつがだんだん家の前の方に歩いてきたので、よく見たら「狐」なのですが、ずいぶん汚らしい毛並みで、ヨレヨレです。毛が抜けかかっているのか、皮膚病なのか、、、何と家の真ん前でうんちをして、ゆっくりと登っていきました。私は気持ち悪いので、すぐにそのうんちをスコップですくい、森の中へ捨てました。もちろんスコップは念入りに水で洗い流しました。狐が昼日中から歩いているなんて、初めてのことでした。

2017/06/20

第15回山形県ギター合奏フェスティバル

上の写真は文翔館本館です。 もう最初の開催から数えて15回目になる山形県ギター合奏フェスティバルが、6月10日(土曜日)に山形市の文翔館(旧県庁・県議会場)で行われました。雷注意報が発表されてはいましたが、お天気にもまずまず恵まれ、素敵なフェスティバルになりました。
こちらは旧県議会場の中の大広間で、今回のフェスティバルの会場です。外壁は赤煉瓦造りの建物で、大正5年に建てられたそうです。なかなか立派で、中も良く保存されています。最初の床材は英国から輸入されたリノリウムだったそうですが、現在のはフランス製だそうです。ハイヒールで歩くことは禁じられています。天井や柱や建具、建物の内側の壁、腰板などすべて立派で、当時の役人や職人たちの心意気に感心してしまいます。 センプレの演奏風景です。伊吹さん、中村さん、夫の浜崎、近野さん。小関さんの5人です。曲目は日本古謡から3曲・通りゃんせ。山寺の和尚さん、さくらさくら、ビゼーの『アルルの女』からメヌエット、日本の歌で『宵待草』です。
参加したのは「ギターアンサンブル・センプレ」の他には4団体、山形市の「ギター・スクエア」,寒河江市の「アリオン」、「アンダルーサ」、鶴岡市の藤島地区の「ギター・シンフォニア」の5団体です。一時は9団体も参加したことがありましたが、だんだん減ってきて、とても残念です。これは最後の全体合奏の様子です。曲目はベネズエラの音楽の『ピカピカ』とイギリス民謡『グリーンスリーブズ』でした。指揮は、『アリオン』の月岡さんが担当しました。 終わってからは全員出席して合奏連盟の総会を開き、来年の担当は寒河江市の『アリオン』と『アンダルーサ』と決まりました。

2017/06/16

福田進一と奥田政行による音楽と料理を楽しむ会

6月7日に行われた福田進一と奥田政行による『音楽と料理を楽しむ会』、山形に住んでいても奥田シェフの料理はなかなか食べられない上に,福田さんのギターまで付いて7000円とは、参加しないという選択はあり得ません。行ってきました! 場所は庄内町余目駅前の『やくけっちゃ—の』です。こめ倉庫を改築して、焼き肉専用のレストラン、町内の食のバザール、観光協会などが入っている素敵な建物です。
初めに福田進一さんのギターで5曲演奏されました。イタリアの17世紀の舞曲2曲、タレガのアラビア風奇想曲、アルハンブラ宮殿の想い出、さくら変奏曲、アンコールは禁じられた遊びのテーマ曲のロマンス。ギターを初めて聴く方もいらして、シーンとして聴き入りました。私たちの席は役場にお勤めの樋渡さんご夫妻との小さなテーブルで、とてもステージに近くて、良い席で、会話も楽しみました。
お料理はすべて鯉川酒蔵のとっておきの日本酒を奥田さんが選び、料理に合うように添えられていて、ほとんど飲み放題。飲めない私には残念なことでしたが、それでも少しずつ試飲しました。

 1。今が旬です。月山筍の生ハム巻きフリット  純米大吟醸 山田錦 金賞受賞タンク酒(一年熟成酒)

 2。鯛と鯛の(燻製してある)スクエアーカルパッチョ  純米吟醸酒 Beppin 雪女神100% H27BY
3。鯉川の純米酒で煮たスッポンのキャベツの酒米リゾット 純米 恋の川 満月と猫ラベル 一年熟成酒

 4。酒粕を入れた庄内浜の魚のクリームスープ ベルガモットのオイル  井上農場産100%『亀の尾』純米吟醸亀治好日うすにごり
5。ギターの弦で切ったパスタ キタッラ 酒田の烏賊と海老とついでにタコもあわせたトマトソースにルッコラ  井上農場産100%「出羽の里」純米吟醸一年熟成酒
6。庄内豚のフィレ肉を塩こうじローズマリーマリネ65度焼きと砂土原ナスのモッツアレラチーズ焼きロッシーニ風見立て  純米吟醸 火入れ原酒 亀治好日 3年熟成(非売品)

 7。地卵のブリュレをキャラメリゼしないで鯉川のメイラード反応してしまった古酒をかけて  大吟醸KOIKAWA亀の尾100% 22年古酒(非売品) と言う素敵な料理とお酒の組みあわせでした。

2017/06/14

ここら辺の花いろいろ

葉っぱが小判のような形をしているので、小判の木というらしいです。花のような赤いタマタマが付いていたのですが、数日経つと黒い実に代わり始めていました。
木の下の陽当たりの悪いところにひっそりと毎年咲くユリ科の花、ナルコユリなのか、アマドコロなのか、、、変種か? ぶら下がるのは一つか二つの白い花です。
家まで来る山道の途中に『ハクウンボク』があります。大木で、他の木と並んで道の上に覆い被さるように立っているので、気が付かない人が多いはずです。私も初めの何年間も気付かなかったのですが、5年ほどまえに道に沢山の白い花が落ちていたので、ふと車を駐めて見上げると何とそこに見慣れない大樹があって、それが長井の図書館の庭にあるハクウンボクの木とおなじだったのです。それからは毎年この木瀬悦を楽しみにしていました。でも何らかの気象の理由で少ししか咲かない年もありました。今年は普通に咲いた年だったのかな。3枚目は落ちていた花を撮りました。樹上では房になっていますが、ひとつひとつバラバラに落ちます。可愛い花です。
ハクウンボクの咲いていた場所のすぐそばの沢の土手に,白い小さな花が咲いていたのを見逃すはずはありません。実は去年から目を付けていたのですから。近づいてよく見ると『ギンラン』でした。こんなところに咲いていたのかと感動すら覚えます。花盗人に見つからないようにと願うばかりです。図鑑で調べると『ササバギンラン』のようです。

アカショービンがやってきた。

『ピョロローン』素敵な鳴き声の鳥、アカショービンが今年もやって来ました。めったに見られないと思っていましたが、昨年に続いて、家の近くに来た時に意外にもゆっくりと留まってくれたので、写真まで撮れました。くちばしが太くて長いのはカワセミの仲間だからです。良く聴くと、二羽で鳴き交わしています。縄張り争いをしているのかも知れません。メスらしいのは少し色が茶色っぽいです。毎日近くで鳴くのをワクワクして待っています。この時期だけの楽しみです。

2017/06/11

6月になってもまだ爽やかな天気です。

この細かい葉っぱの綺麗な木はいったい何の木なのか、、、分かりませんが、3枚目では細かい小さい白い花が咲いてきています。これが秋になると小さな赤い実になるのです。本当に可愛い木です。4枚目では花を拡大してみました。
5月半ばから6月にかけてはワラビがたくさん採れます。家の庭にも、その続きの道の脇にもどんどん出てきます。太くて柔らかい立派なワラビです。相模腹の母のいとこの料理屋を営んでいるS・Tさんにも送ってあげました。2回、合計3キロ以上です。 これは私のある日の収穫で、初めて小麦粉敏夫でアク抜きしてみました。色は綺麗ですが、少し苦みが残りました。やはり昔からの草木灰でアク抜きするのが一番美味しいようです。
家の前にヒメサユリが咲きました。数年前に種を拾ってきて蒔いておいたら,ちゃんと出てきて咲くようになりました。陽当たりが悪いので色が薄いのが花には気の毒です。ナデシコも増えました。