2017/03/28

春は足踏みしています

最近作った美味しいものをおさらいしてみましょう。まずは豚バラ肉の醤肉(じゃんるう)です。葱、生姜、赤唐辛子、八角、あれば山椒の実を入れて、ジップロックに醤油とこれらの香辛料と塊の豚バラ肉を入れて、最低3日間漬け込みます。毎日2回ぐらいひっくり返します。肉にお醤油の色が沁みてきたら、取り出します。お醤油がだいぶ減っているはずです。これをフックで引っかけて、高い所で雨にも当たらず、風が当たるところに吊して、干して、寒風に3日間さらします。だいぶ水分が取れてちぢみます、今度はどんぶりに入れて40分間蒸しますと出来上がりです。見るからに美味しそうに出来上がりました。小分けにして冷凍しておき、チャ−ハンなどに入れるとても美味しいです。これは陳建一さんにTVで教わりました。毎年冬に作る大事な保存食です。
冬ならではの海の幸に「牡蠣」があります。私は牡蠣の料理ではほうれん草や白菜とのグラタンが一番好きです。牡蠣は塩水でさっと洗ってから日本酒でさっと煮て火を通します。その時に出た汁は牡蠣の旨みが凝縮されているので、ホワイトソースに入れたり、次ぎに使う牡蠣のチャウダーに入れるために取っておきます。牡蠣をこのように処理しておくと、数日間は大丈夫です。この日はご飯の炊きあがりにも刻んだ牡蠣と生姜のみじん切りをを入れて、『牡蠣飯し』にしました。
2月24日のまごむすめYの誕生日のケーキは赤ワインやナッツの入ったクーゲルホフ型のちょっと大人向きのケーキを焼きました。送る時にはちょうど買ってあった紙製の『シフォンケーキ』の型があってうまく収まりました。
甥のS君とお嫁さんのRちゃんに可愛い女の子が生まれたのは昨年の12月15日でした。弟のM夫婦にとって3番目の孫娘です。私にはしばらくぶりの赤ちゃんなので、何だか気が向いて、よだれかけのようなエプロンのようなものを作ってみました。あり合わせの新品のハンカチを使ったので、四角っぽい形になってしまいました。離乳食の頃に役に立つかしら?
昔の懐かしい生地の端切れが出てきたので、工夫して、紅茶ポットの温かマットを作ってみました。紅茶がなるべく冷めないように選んだ生地はウールで、中に化繊綿をぷくぷくに入れて、キルティングしました。ポットにもちょうど良い大きさに出来、我ながら満足です。
この冬は鍋つかみも3組作りました。どれもみな古い布を生かして作ることに専念しました。黒っぽく、あるいは光線の加減で紺色のように写っているのは夫がむかし履いていたフラノのズボンを良いところ取りしたものです。また茶色は古いセーター、赤い布は70年以上前の母の若かりし頃のショールの両端の部分でした。端だけは汚れも傷みもないので房をつけたままとっておいたと思われます。鍋つかみは熱に強くないといけないので、私の経験上ウールが最適です。嬉しいことに、もうすでに二組はもらわれていきました。