2015/03/22

スープいろいろ

ようやく冬が終わりそうです。3月の中旬にも寒の戻りがあって、雪が4日間も続きましたが、お彼岸の頃にはよく晴れて、気温も上がりました。もっとも23日と24日には雪が降ると予報が出ていますが、きっと大したことはないでしょう。 冬の間は、よくスープを作りました。一番多かったのは煎り玄米とジャガイモのスープでした。このスープは私のオリジナルです。まず、前もって、暇な時に玄米を良く煎っておきます。玉ねぎのみじん切りと、サイコロ状のジャガイモを炒めて、玄米も入れて炒めたところにスープを注ぎ、コトコト煮ます。鶏ガラスープがあれば上等ですが、コンソメでもブイヨンでも良いので、少々入れて煮て、ポテトマッシャーで潰し、塩胡椒で味を調え、仕上げに牛乳か生クリーム、無糖練乳などを加えます。二人分で、玄米大さじ2杯ぐらいで充分です。玄米はとろけないので、つぶつぶが残り、煎ってあるので香ばしく、それが玄米らしくて良いのです。 次によく作ったのは蕪のスープでした。これも玉ねぎのみじん切りとサイコロ状の蕪を炒めて、スープで延ばし、ポテトマッシャーで潰して、塩胡椒で味を調え、最後に牛乳などを加えます。ジャガイモを少し入れても、蕪だけよりとろっとして美味しいです。 こういうポタージュにはイタリアのグリッシーニなどの味の薄いパンを砕いて入れるとアクセントになります。 また野菜が何種類も入ったミネストローネ風のスープもよく作りました。自家製のベーコンは少しで良いので必ず入れます。玉ねぎ、セロリ、ジャガイモ、トマト、ドライトマト、水煮の豆を加えると美味しいです。茹でた大豆、レンズ豆なら一緒に入れて炒めれば野菜と同じ時間で煮えます。
これはイカとソーセージのカレー味のパエリアです。ご飯とおかずを作る時間がなかったときに、冷凍室にある物で、玉ねぎとドライトマトとパプリカを足して、できました。たまにはこういうご飯も良いものです。
3月21日のお彼岸には,ばら寿司を作りました。高知県馬路村の柚子果汁の入った寿司酢にさらに柚子果汁を加えた酢でご飯に味をつけ、あらかじめ煮ておいた人参、高野豆腐、干し椎茸、牛蒡と白煎り胡麻を混ぜ、錦糸卵と生姜の酢漬け、青味には春蕾の脇の葉っぱをさっと茹でて散らしました。亡き母が大好きだったので、母の写真に供えました。『お母さん、ほら、お寿司作ったわよ!』