2015/11/11

この秋最後の塾生、そのほか

10月の下旬に玉庭ワークショップ・ギター製作塾を訪れたのは6月に半分まで作った香港からのCさんでした。今回は1週間でどうしても作り上げなければならないので、Cさんも、教える夫もいつも以上に真剣そのものでした。最初の日から意気込みが違っていました。2度目ともなると、勘と物覚えの良いCさんは、勝手知ったる我が家みたいにすべてスムーズに行動していました。
香港からのおみやげの一つは「ワイフケーキ」というもので、「老婆餅」と中国語では書きます。老婆とは、歳を取っているとは限らない「奧さん」のことだそうです。だから、英語ではパッケージにもある通り、Wife Cakeとなっていました。人質に取られた奧さんを救うために夫が考えたケーキで、これが成功して、お金持ちになり、奧さんを救い出すことが出来たそうです。月餅みたいな形で、パイの皮のような外側で中身は何かの餡です。何と、冬瓜を甘く煮詰めたのが「餡」だったのです。本当は熱々を食べるものだというので、翌日はレンジで温めましたら、食感が変わってモチモチしました。中国の人は面白いものを考えますね。 そう言えば、その前の岡山から来たMさんの滞在中に、栗のクリームをと生クリームをスポンジケーキの上に飾った、マロンシャンテリー、つまりモンブランを作りました。これはすごく好評でした。Mさんは家ではタルトなども焼くほどの方でしたから、喜んでいただいて良かったです。
ビーツのサラダです。これはイタリアの種を買って撒いたので、色は薄いピンク色です。夏を越して大きく成長してくれました。 Cさんのいる間のおやつには、スロヴァキア風のリンゴケーキを焼きました。ビスケットの種みたいなもので生の細切りリンゴを上と下で挟んで焼きます。とても美味しいケーキです。
cさんを米沢駅までお送りした帰りの紅葉はみごとでした。午前中の光は紅葉をきれいにとらえてくれました。
一緒jけんめい頑張って仕上げたCさんのギターも立派なできあがりでした。音も大きくて、満足していました。遠くから来た甲斐があったね。