2015/04/27

イワナシの群生地

家から200メートルほど南に北五葉松の並んで生えている場所があり、そこはカモシカと熊しか通らないような奥まった場所です。松の木の下にはイワナシがひっそりと群生しています。ちょうど雪が融けた頃にピンク色の可愛らしい花を咲かせます。ツツジ科です。夏に食べられる実がなるというのですが、その頃には草が茂り、蚊も飛ぶので、見に行こうと思っても勇気が出ないので、11年経った今も実を見たことがありません。うーん、残念!
そばのブナの幹の根元にやはりツツジ科らしい木で、蕾を付けた若葉がありました。もう少し経ったら花が咲くかも知れません。この正体も見極めたいと思います。

2015/04/22

ブナの芽吹き

今日は4月22日、久しぶりの青空に芽吹いてきたブナの芽が映えて本当にきれいです。日一日とその緑色が濃くなって行くでしょう。 ふと家の周りを見ると、ミニラッパ水仙が開き,,翁草が咲き始め、裏のショウジョウバカマが開く準備をして蕾を持ち上げようとしています。オダマキも芽を出しましたが、これは去年買ったときには花が終わっていたので、何色の花が咲くか、とても楽しみです。
先日はギターの会の友人から出たばかりの『浅葱』の根付き苗を茹でて食べるということを教わったので、雪解けしたあと出てきた家の浅葱を掘り上げ、洗って、準備しました。根を取ってさっと茹でて酢味噌和えにすると実に美味しいのです。邪魔者にしている雑草がこんなに美味しく食べられるのも、今だけです。伸びると固くなってしまいます。
次の冬のための薪がもう届きました。林業のSさん、トラック2台に分けて配達してくれました。一旦停めてゆっくり上りながら急ブレーキをかけて,ワイヤーを外した薪を一気に落としました。今年のは太い薪とおまけの細い薪が混ざっています。

2015/04/05

蕗の薹と水仙の芽

やっとやっと、玄関脇の雪が融けて、階段の下にひっそりと蕗の薹が咲き、水仙の芽が雪の融けるのを待っていたのでしょう、ぺちゃんこにつぶれた芝桜の間にたくさんありました。うれしい春の到来です。たぶんもう雪が降ることもないだろうと思っています。
図書館から林望さんの『ホルムヘッドの謎』という本を借りて読んでいたら、ショートブレッドの作り方が詳しく出ていました。スコットランドのお菓子『ショートブレッド』はときどき買いますが、素朴で、リッチで美味しいクッキーです。内容物が、小麦粉、バター、砂糖、膨張剤、食塩だけなのです。お菓子の原型みたいなお菓子です。さっそく作ってみました。ただバターが品薄なので、このところなるべく使わないで菜種油でお菓子を作ったりしている私としては、ショートブレッドをバターだけで作るのも気が引けるので、半々にして作ってみたら、それでもとてもリッチで、ショートブレッドらしく出来たので、すっかりうれしくなってしまいました。焼き方と、オーブンの温度、林さんに言わせると焼き締める必要があるとのことで、私も結構しつこく焼き締めました。決して強くなく、弱火で、じっくり、出来上がってもそのまま置き、1.2時間してそっと型からはずすという気長に作るクッキーでした。