2014/11/27

宮城県七ヶ浜からのお客さま

宮城県七ヶ浜からH・Mさんがはるばる遊びに来てくださいました。この方とは2011年の2月22日仙台のギターリサイタル、何とあの素晴らしいトルコ人のギタリスト・パヴェル・シュタイデルと宮下祥子さんのリサイタルでお知り合いになりました。そのあとすぐにあの震災が来て、津波は大丈夫だったかと心配になりましたが、ご無事でした。でもそれから長く震災後のいろいろな出来事にたいへん苦労なさって、その少し前から始めたギターの練習も滞りがちだったそうですが、三年たち、新しいギターサークルにもお入りになって、がんばって練習を再開していらっしゃいます。家に来てくださったのは夫にギター製作を注文して下さったので、希望のギターの打ち合わせがてらの来訪でした。本当にうれしいことです。 夕食前のひととき、夫と二重奏を楽しんでいらっしゃいました。私より5つお若いので、覚えも早く、私から見れば上達も早くて羨ましいほどの情熱の持ち主です。この家は静かなので、朝までぐっすり寝られたとのこと、ほっとしました。お帰りになる前に二人で記念写真を撮りました。数ヶ月後にお気に入りのギターが出来上がることを願っています。

2014/11/17

ビスコッティを焼きました

夏頃の「暮しの手帖」に出ていたビスコッティのコピーをとっておいたので、早く作って欲しそうな夫の要望に応えて、今日はその中から。「ごまみそビスコッティ」を作りました。材料は卵1こ、きび砂糖50グラム、菜種油と胡麻油合わせて15グラム、味噌こさじ1(こさじ1の水で溶く)、黒胡麻80グラム、薄力粉120グラムです。材料を捏ねてなまこ型にして下焼きしてから、切り分けてもう一度本焼きをするのです。焼き上がってからも天板に乗せたまま冷まして、カリッとさせました。ヘルシーなおやつができました。

今年もマルメロ来ました

秋も深まると、いよいよマルメロの季節です。お友達のお父さんが育てているのを3キロ購入しました。西洋カリンとも言い、普通のカリンは花がピンクですが、こちらは花は白です。これはリンゴ型の方で。産毛がびっしりと生えています。そこら辺に置いているだけで芳香が漂います。3個を皮ごと芯も種も一緒にコトコト煮て、クタクタに崩れたものを汁ごとガーゼの袋に入れてひと晩吊して、出た茶色の汁を砂糖を入れて煮つめたら、右手前の2ビンのゼリー状のジャムができました。お砂糖も極力減らして煮つめるので時間がかかりますが、薪ストーブの上で半日近く煮ていました。一辺にたくさん作るより、3個づつくらい煮るのが作りやすいです。右奥の二つは紅玉3個とカリン2個を皮ごと刻んで砂糖をまぶしてこれもまたストーブの上でコトコト煮ました。

2014/11/13

はらはらと木の葉が落ちる頃

かろうじて紅葉した葉が残っているミズナラの木と栗の木です。西からの風が吹くたびに少しずつ葉が落ちています。幸いまだ雪にはならず、冷たい雨です。淋しい季節になりました。
直売所で、「あッ、安い」と思って買って来たら、里芋ではなく「菊芋」でした。夏の終わり頃、菊のような黄色い大きな花が咲く背の高い植物です。根っこに芋が付きます。この成分はデンプンではなく、イヌリンというものだそうで、糖尿病に良いそうです。 煮たり、焼いたり、揚げたり、蒸したり、漬け物にも、生でも良しとか。今日はこれを人参、牛蒡と一緒にきんぴらにしました。きれいに洗って皮ごと切りました。

2014/11/11

水菜とラ・フランスの頂き物

お友達から穫りたての水菜を半株ほどいただきました。ちゃんと小房に分けてあり、親切なこと。そのお友達のお父さんが栽培したものです。無駄にしないようにと考えていたら、洗っているうちに細くて短いのを取り分けてサラダ用に。長くて太めの部分は豚バラ肉との鍋用に。子どもの頃、母がよく作ってくれた浅漬けも美味しかったことが思い出されます。写真の奥のは鍋用の水菜で、手前のはサラダ用の細い水菜です。
ラ・フランス農家のTさんから小さくて売り物にならないラ・フランスをたくさんいただきました。少しのお砂糖とコアントローを垂らしてコトコト煮て、コンポートを作りました。デザートのひと皿にもなるし、ヨーグルトにのせても美味しいです。この季節お友達からいろいろ収穫物をいただけて幸せです。無駄にしないことが下さった人へのお礼になります。手間を掛けてひとつひとつ加工して美味しく変身させます。

2014/11/06

なめこのパスタ

昨日採ったナメコの中から大きくかさが開いてぬめりがなくなっているのだけを選んで、細いスパゲッティで茸のパスタを作ってみました。 茸の味を生かすため、小量の玉ねぎとオリーブオイルで炒めて味付けは塩胡椒だけ。お皿に盛った後はパルミジャーノ・レッジャーノをかけて。シンプルで美味しかった!
紅葉は終わりに近づいています。一雨降って、北風が吹くたびに、木々は色づいた衣を落とし、枝を露わにし、寒々しくなってきます。道を下りるとき、見つけた名残の紅葉。