2014/07/26

いよいよ夏本番です。

気象庁は26日現在「東北の梅雨明け」を宣言していませんが、もうこれはほとんど真夏の暑さです。朝起きた直後から28℃にもなっています。自分で食べたカボチャ(?)の種をとっておいて蒔いたのですが、なんだか変わったものに成長してきました。黄色いコリンキー(サラダカボチャ)かと思っていたら、そうでもなさそうです。一体どんなものに実るやら、、、楽しみ。こんな実が4個は付いている。
当帰の種をむさぼり食っていたアゲハの幼虫君、すっかり大きくなり、種を食べ尽くして枝に乗っていました。凄く鮮やかな色の縞々になっています。数日後には成虫になって飛び回るのだろう。姿が見られるかどうか、、、、
採り集めて冷凍していた「フサスグリ)の実が全部収穫し終わったので計ってみたらなんと1185グラムもありました。1キロを越えたのは初めて。これをすこしの水を入れてさっと煮て、ザルで漉しました。この作業は凄く手間がかかりますが、ひたすら我慢して続けます。レモン汁と半量の砂糖を入れて煮詰めて頃合いを見計らって火を止めました。成功!固すぎず柔らすぎずの濃度になりました。ドイツ人はヨハネスベリーと呼び、フランス人はカシスと呼び、イギリス人はレッドカラントと呼ぶ。このジャムは甘酸っぱくて上品でヨーロッパの香りがします。私は大好きです。

2014/07/19

雨、雨、雨。

このところ、雨の日が続いています。昨日までは小雨ときどき大雨でしたが、今日19日は雨がひどくなってきました。また道がグズグズにならないかと心配です。隣の南陽市では先週浸水した地域に皆の目が注がれています。どうか無事にと。また明日は玉庭の夏まつりで、いろいろな行事が外で行われる予定なので、雨がうらめしい人が大勢、空を見つめて祈っています。 私の小さな畑ではインゲン2種とトマトと伏見唐辛子がぼちぼち穫れ始めましたが、この雨では採りに行く気が起こりません。
先日作った梅シロップの梅の実を、採りだして、種を取り除き、すこしお砂糖を足して梅ジャムを作りました。シロップも1キロの梅と900グラムの氷砂糖でおよそ1000ccできましたし、その上横取りした梅の実で琥珀色の甘酸っぱいジャムが3ビンもできました。ストックが増えていくとうれしいです。

2014/07/15

ヒグラシが鳴き始めました

昨年の11月に小片を埋めておいたニンニクが育ってきて、葉が枯れ始めましたので、収穫しました。昨年は作らなかったのでどのくらいの大きさか楽しみでした。たった一畝に13個埋めただけしたので、肥料が足りなかったかも知れませんがそれでも大きいのから小さいのまであって、一年分ぐらいはありそうです。
プランターに植えたイタリアンパセリとシナモンバジルがやっと大きくなってきました。イタリアンパセリは初芽まで何週間もかかりましたが、このところの気温の上昇でやっとあちこちから出てきました。こんなにのんびり屋だとは知りませんでしたから、種が不良品だったのかと思ったほどでした。このバジルはすこし紫がかっていて、香りも普通のより奇妙です。 次の3種のなでしこはドイツの野草の種から生えてきたもので、八重なのでまるでちょっとしたカーネーションのようで、私は気に入っています。種がこぼれてうれしいことにだんだん増えてきました。 最後の花はワイルドベルガモットです。日本ではたいまつそうと言います。葉っぱを触っただけでもベルガモットらしく強く香ります。アールグレーの紅茶に燻煙したこの花が入っているのかどうか、確かめたことはありません。
土手に植えた薬草の当帰の花です。全体を写すのを忘れましたが、1メートルぐらいに育ってセリ科独特の白い細かい花がたくさん集まって咲きます。 よく見たらやっぱり!アゲハの幼虫が数匹いました。もう1.5センチぐらいに育っています。花が終わって種ができているところに集まってムシャムシャ食べている様子です。先日は山椒の葉に付いていて知らないうちにさなぎになってどこかへ行ってしまいましたが、今度はどんな幼虫になっていくのか見届けたいものです。

2014/07/13

台風8号の爪痕

台風8号は山形県置賜地方に大雨をもたらして、去っていきました。川西町、南陽市、長井市、米沢市では大雨注意報、洪水警報まで出ました。うち上ってくる山道でも一カ所鉄砲水が出て、お隣のご夫婦が泥水にタイヤを取られて、救助を求めに走ったりしました。翌日の早朝には応急修理が行われ、道は通れるようになりました。 今までになかったような大きい台風ということでしたが、幸いなことに海にそれて早くに温帯低気圧になったので、ほっとしました。きのう12日に初めて「ヒグラシ」が鳴いたのを聞きました。「カナカナカナカナ、、、」という鳴き声を聞くとそろそろ梅雨明けです。
梅の季節です。すこし黄色くなった梅を2キロ求めました。 1キロ使って梅味噌を作りました。梅1キロ、味噌900グラム、赤ザラメ800グラム用意します。初めに梅を半分に割り、鍋に入れ、砂糖を加えてしばらく置いて、砂糖が溶け始めたら弱火に掛けて煮ます。種を取り出します。この作業は手間がかかり指などが疲れますが、がまんがまん。種が取れたら味噌を加えてまた弱火でときどき混ぜながら焦げないように煮詰めます。梅の実がとろけて味噌と混じり合い、こってりとしたらできあがりです。これを豆腐や、焼き茄子、茄子のフライパン焼き、冬のふろふき大根に載せたり、野菜炒めなどにからめたり、いろいろ楽しめます。 梅シロップも500グラムづつ二瓶作りました。1週間ほどして氷砂糖がすっかり溶けたら、梅を取り出して、実はジャムにします。砂糖の味が沁みているのでとろりとなったら出来上がりとしましょう。
友人から奈良の柿の葉寿司が送られてきました。鮭、〆鯖、エビ、穴子、小鯛の5種類です。木の箱に入っていて、分厚く柔らかで香りのよい柿の葉に包まれたお寿司はほの甘く、真っ白いご飯とそれぞれの魚の味が沁みていて、美味しくいただきました。柿の葉を外した写真がなくてごめんなさい。食べながら、こういう立派な葉を栽培するためには何か特別なことをしているのだろうかという疑問が湧きました。柿の葉の裏と表はずいぶん色が違うものですね。

2014/07/05

もどり梅雨のようです

ウツボ草がひときわ丈が高く咲いています。きっと雑草に負けないように競い合っているのでしょう。茶色の名前の分からないチョウチョが盛んに蜜を吸いに来ています。
ドイツの野草の中に入っていたキンギョソウみたいな花が今年も元気に咲きはじめました。毎年同じような写真ですね。
骨折した時に病院でお友達になったTさんの果樹園にお招きいただき、先日はジャボレーを、今度はナポレオンを採らせていただきました。出荷しない樹なので、好きに採って良いのですが、その日は暑くて熱中症になったら大変と思い、数十分で退散しました。ネットの隙間から雀が入って実を突くそうです。ナポレオンは甘味と酢っぱ味が調和していますが、佐藤錦に押されて、人気がなくなったそうです。
直売所で、杏を見つけました。杏を出荷する人はたったひとりなので、巡り会えて運が良かったです。隣にプラムとアプリコットの名を混ぜた「プラムコット」という新種が出ていて、とても香りが良いので、試しに買ってみました。形は杏、香りはプラム、色は赤みがかった紫色、9個で400円です。美味しかった! さっそく杏ジャムを作りました。種を取って砂糖を加えて煮詰めるだけで、とろみのあるジャムができました。
お隣の奥様が育てた「フダンソウ」です。 夏にないほうれん草の代わりの野菜。茎が赤や黄色(白もある)でおもしろいです。味はちょっとクセがあるけど、炒めると美味しいです。