2013/06/17

親ツバメ・子ツバメ

子育ても後半に入ったツバメの親子が毎日飛行訓練にやってきて、家の前の電線に留まります。雛たちも飛ぶのが上手になってきましたが、それでも親からエサをもらうのを待って電線で休んでいます。 親ツバメは羽虫などを捕まえてきては雛に与えます。4羽連れている雛になんとなく順番にあげているように見えます。親が近づいてくると、雛たちは一斉に羽根を振るわせて、「私にちょうだい、僕にちょうだい」と言っているようにアピールします。なんとも可愛らしいものです。
6月13日は夫の70歳のお誕生日でした。長年焼いてなかったシュークリームを焼いて、祝いました。自信がなかったのですが、なんとか膨らんでくれました。カスタードクリームと生クリーム半々を入れて、苺を飾りました。このお皿は、30年くらい前にバザーで一目見て気に入って買ったものです。100円位でした。裏に、NORITAKE CHINA made in occupied Japan と書かれています。つまり、日本が米軍に占領されていた頃に作られていたものだったのです。驚きです。
家の前の藪でひめさゆりが咲いています。今年初めて一本から三つの花が咲きました。年を経るごとに一本に付く花数が増えるそうです。でも種がこぼれてから何年もかかってやっと芽を出すらしいです。これも優に十年を過ぎているのです。

2013/06/07

蕗の砂糖菓子

野菜の直売所で太い蕗を売っているのを見たら、砂糖菓子を作ってみたくなりました。太い方の半分を砂糖菓子に、残りを煮物にすることにしました。砂糖漬けは、塩水で茹でて皮を剝いてから水にさらし、切って砂糖をかけて水が出たらことこと煮てもうすこしで煮詰まるという時に火を止め、冷めてからグラニュー糖をまぶしました。ずいぶん太かったのに、普通の蕗のようになってしまいました。まだ梅雨に入らないので、空気の乾いているうちならカリッとできあがります。 前日の夜のおかずは塩豚のポトフです。塩豚は豚バラ肉か肩ロース肉の塊に、2.5--2.75%ぐらいの塩を良くすり込み、香味野菜(生姜の皮、人参、葱、セロリの葉、パセリの茎など)もぺたぺたと貼りつけて3日ぐらい密封容器に入れておき、使う分を切って、まずフライパンで炒めて表面に焼き色を付けてから、他の野菜と一緒に水を注いで弱火で煮込みます。人参、玉ねぎ、ジャガイモ、ミニトマト、他に蕪やセロリの茎も良いですね。塩味は肉から出るので、ほんの少しか要らないぐらいです。食べる時、胡椒を振ったり、粒マスタードなどを添えます。塩豚は塊のまま水でゆっくり茹でるとハムのように食べられます。その時出たスープは良い出汁が出ているので、他の料理に重宝します。

2013/06/02

木の花その2

前の記事で写真をあげられなかった木の花を昨日の帰り道で撮ることができました。一つ目がムシカリの花、葉っぱが大きくカメの形に似ているのでオオカメノキともいいます。ほら、額紫陽花によく似ているでしょう? 秋に実が赤く熟し、最後は黒くなります。二つ目がウワミズサクラ、漢字で書くと上溝桜です。小さな桜が筒状に密生して咲き、遠くから見ても本当にきれいです。近くで匂いをかぐと良い香りがします。夏の終わりに実が赤から黒っぽい色に実り、焼酎漬けにすると何か薬効がある雰囲気のリキュールになります。杏系の香りです。 大急ぎで作った夕食の一品は、アスパラの塩麹鶏巻きのトマト煮です。塩麹に浸けて置いた鶏の胸肉を薄く開いて、生のアスパラガスを巻き、トマトの角切りの水煮の缶詰を入れた鍋でことこと煮込み、最後に冷凍してある自家製ジェノベーゼソースをスプーンで削って味とコクの助けに入れたら、塩麹の塩とソースの旨みで何も足さなくてもちょうど良く、白いご飯をソースに絡めたりして、美味しくいただきました。