2013/05/31

木の花が咲き乱れています

今ごろの時期はあちこちで、白い花が咲き乱れています。木に咲く花たちです。一番上の写真は深山ガマズミの花です。となりの木は何の木がいまだに分かりません。お米粒くらいのつぼみがついて、開いた花は地味な白い花でした。写真にはありませんが、その他にはウワミズサクラが盛りを過ぎましたね。房状にたくさんの白い花を付けるこの木は花が咲いた時と実をつけた時にだけ人目に触れます。アオダモの木も山道のあちこちに白くてふさふさの花を咲かせています。アオダモというのは野球のバットになる木だそうです。金属バットになる前は需要が高かったことでしょう。アオダモさん、この頃は伐られることも少なくなって助かりましたね。また、ハクウンボクという珍しい大きな木が途中にあるのですが、まだ今年は咲いていないようです。他にもまだあります。ナナカマドの花。これも白いです。ムシカリまたの名をオオカメノキの花もが額紫陽花そっくりな花を咲かせています。 昨日30日の夕方、梅雨のような天気が突然晴れて来て、大きな虹が出ました。空の半分をまたぐような大きな虹でした。西といわず、東といわず、空中がピンクと水色に染まって、息を呑む様な美しさでした。虹は南から北東に向かって架かっていました。数分間濃い虹色に染まり、やがてふっと消えていきました。 5月31日の夕食はまだ残っている半年前の白菜をまたオーブン焼きにしました。塩を振って、オリーブオイルを塗りつけて20分焼くだけです。豆乳ごと食べるおぼろ豆腐に生姜のすり下ろしと葱を刻んで生醤油で。おもなおかずは紫アスパラガスとイカを炒め、イカのワタをニンニクのみじん切りとオリーブオイルで炒めた味噌みたいなモノを添えて。

2013/05/24

メークィーンでパスタ

いつかどこかに書いてあった、ジャガイモの「メークィーンのパスタ」をふと思いだしたので、たった二つ残っていたメークィーンで作ってみました。皮をむいたら、そのまま皮むき器で、実を薄くなるべく長く剝いて水に放していきます。別にパスタに絡めるソースを作っておきます。今回はカットトマトの水煮缶とイカと玉ねぎのスライスでトマトソースを作っておきました。ジャガイモのパスタを塩を振り入れたお湯でさっと茹で、塩とオリーブオイルを振りかけて、ソースを載せました。本当にまるでパスタでした。他にキャベツとベーコンのスープと、アスパラガスのサラダを添えていただきました。 夫は毎日薪割りに奮闘中です。ことしの薪は太いのが数本あり、きょう伐った薪は最高に太い薪でした。チェーンソーが小さいので、回しながらすこしずつ伐らないといけないので、この太い薪を四等分するのに、なんと3時間もかかりました。ご苦労様でした。わたしもほんの少しだけ、薪を回す時に手伝いました。この太い薪、年輪を数えたら55歳以上でした。これを割ったら、何日分の薪が作れるでしょうか?数日分はあるでしょう。 昨日はワラビの初収穫でした。このところ暖かい日が続いたので、急に伸びて出てきました。その他に三つ葉と椎茸が採れました。庭では芝サクラが咲いています。舞鶴草と耳水仙も咲きました。舞鶴草の間にほたるぶくろの葉が出ています。耳水仙は水仙の原種だそうで、真ん中だけの水仙です。今年のはすこし枯れた葉が混ざっています。気候のせいでしょうか?

2013/05/20

タムシバとコシアブラ

ことしのタムシバはなかなか咲かなかったので、少なくなったのかと思ったほどでした。 芳香があるため匂いコブシとも言って、コブシと良く似ていますが、咲く時コブシのように花の下に葉が付かないのです。またコブシより一回り大きめの花です。萼片も白いので花びらが多いように見えます。とても気品があり、わたしの好きな花です。 コシアブラの芽は閉じたもの、少し開いたもの、開ききって葉が伸びたものとそれぞれ面白く、見るからに美味しそうに見えますね。天ぷら、おひたし、胡麻味噌マヨネーズ和えなど、香りを楽しんでいただきます。コシアブラの木の幹はしなやかで白いので、、目が慣れてくると林の中でコシアブラだけが浮かんで(?)見えます。背が高くなるともう採れません。 薪割りのあとのお茶のため、またいつ友人がお茶に来ても良いように、シナモンロールをこんどはたくさん焼きました。ギャバンのシナモンシュガーを使ったら色が薄く、香りも薄かったので、やはり自分でシナモンと砂糖を混ぜるのが一番と反省しました。

2013/05/16

プルーンの花

雪が融けたら枝がたくさん折れていて、一回り小さくなってしまったプルーンの木に花が咲きました。小ぢんまりした方が世話がしやすいので、今年はいくつぐらい実るか楽しみです。 家の裏ではもう3年も経っている椎茸のほだ木に、椎茸が出てきました。もうあきらめていたのに、うれしくなってしまいます。 玉庭の農家に白い桜のような花が咲いているので、近くまで行ってみました。見事な大木です。幹をよく見ると桜とは全然違うのですが、花は桜と同じようなバラ科の花です。 コシアブラを採りに行った時、林の中に黄花いかり草を見つけました。全部で3株ありました。目立たないところにあるのでたぶん盗掘されにくいと思います。ひっそりと生きるのだよ。 種が飛んで、日本桜草がもとあった場所と違うところに咲きました。こうなるともう一人前ですね。増えてほしいものです。

2013/05/15

アマリリスの開花

 4月につぼみを発見してからだいぶ過ぎましたが、ついにアマリリスが咲きました。これは前にも書いた通り、2009年に古くからの知り合いのおばさまの米寿のお祝いのお返しにいただいた球根の子供です。最初の球根は枯れてしまいましたが、2010年に隣に出ていた親指の先くらいの球根を別の鉢に移し、大事に育てて、やっと丸3年たった球根からの開花です。感慨もひとしおです。大きな花の後ろに、もうひとつ、蕾がふくらんできました。10センチのプラスティックの植木鉢に土と共に埋められてきた球根。オランダではこういう事業を成功させて、世界中に輸出しているのです。

2013/05/13

早春の飯豊町へ

5月12日の日曜日、とても素晴らしい快晴に恵まれたので、西となりの飯豊町へ桜を見に行ってみました。飯豊町は新潟県との県境の飯豊連峰のふもとに位置するのでとても雪が多いところです。やはり、川西町よりもまだ春が浅く、景色が雄大でそれはそれは素晴らしいドライブになりました。白川ダムというダム湖があり、水の色は雪解け水を含んでいるので、素敵なブルーとグリーンの中間のような色でした。飯豊連峰はまだ真っ白、夏まで雪が残る山ですから、今はまだ雪が融け始めた頃でしょう。民宿をやっている農家も多く、どこの家にも桜の木があって、ちょうど満開に近く、ソメイヨシノよりずっと色の濃い桜が多く見られました。 ふと車を駐めた道ばたには、アズマイチゲ、キクザキイチゲ、ニリンソウ、カタクリ、ピンクのヤマエンゴサク、黄色の深山キケマン草などが咲いているのです。 今までこの季節に訪れたことはなかったのですが、自然がこんなにもさりげなく残っている飯豊町は家からたったの30分で来られるのです。もっと頻繁に訪れる価値があることを実感しました。また来るぞ—!

2013/05/10

庭の草花咲きはじめ

家の周りに残っていた雪もほんの一部を除いて、おおかた消えました。先日のおきな草に負けじと咲いたのは水仙でした。ラッパの内側のフリルが可愛いですね。 桜草も黄色とピンクが開きました。まだ背が低いです。 家の北側では雪の重みに堪えていたしょうじょうばかまがたくさん蕾を付けています。これからもっと背を伸ばすことでしょう。ピンクと、黄色に近い白の2色あります。これは勝手に良く増えます。

2013/05/07

ブナの芽吹き

ブナの木の芽は茶色の殻に包まれています。10日前のブナから、5日前の少し開いてきたブナ、きょうの雨を受けてしっとり濡れたブナの葉へと変わっていくのが分かります。出たばかりの葉の周りにまだ茶色の殻がぶら下がっています。家のすぐ北側にある樹です。花が咲き、実が付くようになるまであと何年ぐらいかかるのでしょうか?二つ目の写真では遠くの方にきれいな樹形のブナの樹がすっかり若葉を出しているのが見えます。 直売所ではコゴミが出始めました。早速買って、初めはお焼きにしました。衣はヤマトイモのすり下ろしと卵、小麦粉少々、こうなごを入れてみました。 最後に残ったタケノコの姫皮は、ベーコン、缶詰のイタリアトマト、キャベツ、玉ねぎ、ジャガイモ、人参、マカロニと一緒にミネストローネにしました。 フキノトウは家の周りをぐるっと回って摘むとこの位あります。もっぱら茹でてよくアクを抜き、醤油、酒、みりん少々で佃煮にしています。これを待っている人もいるので、せっせと3日おきに積んでは作らないといけません。佃煮はほろ苦くて白いご飯に良く合います。