2013/04/29

苺のショートケーキ

春になって初めてのお客様は隣町のE子さんでした。昼ご飯の献立は、タケノコご飯、わかめとタケノコのお汁、鶏胸肉の塩こうじ蒸し、白菜のオーブン焼き、大根と高野豆腐の煮物とさっぱりした料理ばかり。白菜のオーブン焼きは縦に大きく割った白菜に塩を振り、オリーブオイルを塗りつけて、180度のオーブンで23分焼くだけ。半生の白菜がちょっとしんなりして白菜の持つ甘みがなんとも言えずやさしい美味しさをかもしだしています。 しばらくしてのデザートは、春の定番「苺のショートケーキ」です。「甘味を控えたお菓子」のスポンジを土台にしているので、これもさっぱりとした甘さで、胸にもたれません。おそらく市販のケーキの半分のお砂糖でしょう。 窓辺のアマリリスが、ついに蕾を付けて伸びてきました。これは親株が腐ってしまった横に3年前に生えていた親指の先ほどの球根を3年かかって大事に育てた物です。あと数日で大きな花が咲くかと思うと嬉しさがこみ上げてきます。 外ではおきな草が開き始めました。大好きな花です。なんとも言えない気品がありますね。

2013/04/25

タケノコ料理いろいろ

東京の友人からタケノコが送られてきました。着いたらすぐに鍋3個を動員して茹でました。ひと晩おいてすっかり冷めたらきれいな水に浸けて冷蔵庫に保存しておくと、1週間ぐらいは使えます。 まず一番に、タケノコのホイル焼きをしました。アルミホイルに包んでストーブの火の中へ。出来たてを切り分け、オリーブオイルとお醤油で食べました。これはおいしかった!柔らかいところはフランスで食べたアルティショー(アーティチョーク・ちょうせんアザミのつぼみ)にそっくりの味です。 次の日はお昼ご飯にタケノコとマカロニのグラタンにしました。 夕食にはタケノコの姫皮のサラダとかつお節で土佐煮に。サラダには蕪の薄切りとわかめも入れてドレッシングとほんの少しのマヨネーズで和えました。 タケノコご飯も忘れてはいけません。油揚げとちりめんじゃこと一緒に薄切りのタケノコを炊き込みました。油揚げとタケノコとを刻んで出汁で煮てタケノコご飯の素を作っておいて、熱いご飯に混ぜるだけのもいいですね。

2013/04/19

シナモンロール

数年前に映画「かもめ食堂」でシナモンロールが話題になっていたことを先日初めて知りました。3日前にお隣からDVDを借りて「カモメ食堂」を観たのです。作りたがり病がむらむらとわき起こり、夕方にもかかわらず、シナモンロールを作ってしまいました。 すこし形が崩れてしまったのが多く、味は最高でしたが、見栄えが悪かったです。もうすこし勉強しなくては。 夕食のサラダです。左から、蕪のソテー、塩豆腐薄切り、鶏胸肉の塩麹蒸しの薄切り、茹でたプチヴェール、ドレッシングやマスタードやお醤油を好みでかけました。 こちらは2.3日前のおかずです。秘伝豆のおから(薄いグリーン色)の炒りもの。おからを胡麻油で炒めてから、薄味に煮た人参と生椎茸と揚げかまぼこを汁ごと加えて、最後に白すり胡麻をたっぷり加えます。青みに蕪の葉を散らしました。右側は鶏胸肉の塩麹ロールと白菜の蒸したものです。鶏胸肉に塩麹を塗り、2.3日おいてから蒸します。

2013/04/09

「嵐の前の静けさ」だった

4月7日の明け方、軽い喘息様の咳が出たので、起きて水を飲み、龍角散をなめました。ふと東の空を見ると、もうすぐ夜明けのようでした。じっと見ていると、だんだん明るくなってきて、やがて「ご来光」を迎えました。雲海のような雲まで見えました。 また布団に入って、もう一度起きたら、もう曇り空で、先ほどのご来光は何だったのか? やはり、気圧が異常に下がっていました。975ヘクトパスカル! こういう時私は気象の異常を感知して、ちょっとだけ具合が悪くなります。 そのあとは小雪が舞い、風が吹き荒れる2日間でした。

2013/04/07

冬の楽しみはお風呂でした。

長かった冬が終わりを告げました。一日中マイナスの気温が続いた、一月と二月、今想い出しても寒かったなあ。 そんな冬の楽しみは、寝る前の熱々のお風呂!ストーブの上で鍋いっぱいに沸かしたお湯をざあっと足して43℃プラス2℃ぐらいにしていました。周りの空気と浴室のタイルや浴槽などが冷えているので、熱々にしてちょうど良いのです。そこへまた『あるもの』を追加するのです。この歳になると冷えたカラダを温めるのが大事です。イギリスの小説にもありました。『さあ、疲れたでしょう?熱いお風呂にゆっくり浸かってらっしゃい!』とロザムンド・ピルチャーさんが書いていました。 今年発見した私たちの楽しみは、ドイツ製のクナイプのハーブソルトです。9種類のハーブと岩塩の入浴剤です。 オレンジ&リンデンバウム(菩提樹)の芳香浴、ユーカリの芳香浴、ウィンターグリーン&ワコルダーの芳香浴、カミーレ(カミツレ)の芳香浴、ワイルドローズの芳香浴、ラベンダーの芳香浴、ローズマリーの芳香浴、ホップ&バレリアンの芳香浴、ヘイフラワーの芳香浴(これだけは袋がない)の9種類の入ったお試しセットの詰め合わせを買って、うちのお気に入りをいくつか見つけました。香りが特別良いのはカミーレでした。またからだが温まるのはオレンジ&リンデンバウムと、ウィンターグリーンとワコルダー(針葉樹の1種)でした。これからはそれらのお気に入りのビン入りを買って、楽しむことにしましょう。みなさまもいかがですか?

京都へ

3月30日京都に住む弟の娘のMちゃんの結婚式に招かれて、京都へ行ってきました。ちょうど桜が満開でたくさんの観光客が世界中から集まっていました。式場は八坂のTHE SODOHという場所で、明治時代の日本画の大御所の竹内栖鳳の別荘だったところです。宿はすぐとなりの『ゆとね』という小宿。全7室を借り切っての宿泊はゆったりとできました。若い二人の結婚式は友人、親せきから祝福されて、感動的でした。 ゆとねの入り口です。町屋を改造した宿ですから間口は狭いのですが、中はウナギの寝床的な作りで上手に配置されていました。ゆったりとしたベッド、お風呂は総檜作りの浴槽がしつらえてあり、気持ちが良かった。 翌朝早起きして八坂のあたりを散策しました。ねねの道、石塀小路、三寧坂、高台寺周辺はまだ人通りも少なかったのですが、どっこい9時を過ぎたら大変な人出で、どこからこんなに集まってきたのか不思議なくらい、人がぞろぞろ歩いて、人混みに慣れていない私たちはすぐにうんざりしてしまいました。 清水寺への坂を上って、寺の入り口まで行って、またまた人混みと話し声の騒音にびっくりして戻りました。またねねの道を通って円山公園まで行き、枝垂れ桜を見て宿へ戻り、手荷物をもって独特の雰囲気の祇園の町並みを通り抜けて四条河原町まで歩きました。夫はここから京都駅へ、私は親せきの人と会うために弟の家へと向かいました。 桜の時期と紅葉の時期は京都は人でごった返すので、避けた方が良いと言われますが、本当にそうでした。どうしたら、またいつなら、ゆっくりと静かな京都を満喫できるのでしょうか?答えは出そうにもないですね。