2013/10/28

蔓リンドウと茗荷の花と実

家の周りの陽の当たらないところに蔓リンドウが地を這っています。気付いた時は、花が終わって赤い実が生っていました。花を見なかったのはとても残念ですが、このきれいな赤い実を見られて良かった!
お隣の茗荷の下を覗いたら、やっぱりありました、茗荷の花! 何年か前にも見つけたのです。不思議なことにわが家の茗荷にはこういうのは見たことがありません。よく観るために家に持ってきました。花と言っても花びらのような赤いものは分厚くちょっと不気味で、中に白い小さいたまころが入っています。たぶんこれが実なのでしょう。白いと言っても黒い点や模様みたいな部分があって、本当に変わったものです。「あかんべー」と言っているみたいですね。

マロンシャンテリー

もうすぐ栗の季節も終わりです。一度は作っておきたいマロンシャンテリーを大急ぎで作りました。マロンは大きめの栗のこと、シャンテリーはフランスの地名です。どうして日本で言う「モンブランケーキ」がマロンシャンテリーなのか良く分かりませんが、ケーキの台の上にラム酒を効かせたマロンの裏ごしを絞り出して、その山の上に生クリームをかけたケーキなのだと自分で勝手に思っています。

2013/10/24

塾生の最後の夜の食事

塾生のYさん、ギターの形ができあがり、塗装の仕方も習得しました。これから家に帰ってさらに塗装をゆっくりと完成させるだけです。試奏したら、とても良い音が鳴りました。良かった!顔がほころびっぱなしです。 さて、23日の夕食は最後の夜なので、ご馳走と言うほどではありませんが、ちょっと気を遣って彩り良くしました。盛りたくさんの野菜と行者ニンニク入りフランクフルトソーセージが加わったロールキャベツ、黒オリーブの実が入ったトルコ風サラダ(きゅーり、セロリ、レタス、紫玉ねぎ、炒めた茄子、ミニトマト、ローズマリー風味のブルスケッタ入り)、赤大根の一夜漬けです。前にお嫁さんからもらったスパークリングワインで乾杯!!しました。

2013/10/23

セミドライトマト

直売所でしっかりした完熟のアイコトマトを見つけたので、冬のためにまたセミドライトマトを作りました。イタリアののように乾ききらないので、セミを付けています。種とジュースを先の細いスプーンで掻き取り、まずオーブンの100度で1時間乾かしてから日向で半日干します。カビが生えると困るので、冷凍庫で保存します。
これもまた直売所で見つけた「丹波の黒豆の枝豆」です。こういう黒豆を作っている方がいるのも嬉しいですし、それを枝豆にの段階で収穫してお裾分けしてくれる農家の方に感謝したいです。粒が大きくて、茹で上げて頬張るとクリーミーで甘い味がしました。置賜の秘伝豆とまた違った美味しさでした。
鶏の胸肉をソテーしました。菊の花を小麦粉・米粉と水で溶いてまぶし付けました。ただ物珍しいだけですが、ちょっと面白い思いつきかな?

2013/10/18

昼ご飯はクレープ

ご飯もパスタもうどんも飽きてきました。きのうのラジオで聴いた長野県の白馬のそば粉のガレットがヒントになって、クレープにしようとひらめきました。そば粉と卵と牛乳と水、塩少々にサラダオイルも混ぜましたから、フライパンに油を引く必要はありません。中身には塩豚を茹でたハムとチーズと赤いパプリカの刻んだもの。 おやつには石垣まんじゅうを作りました。お隣からいただいたさつまいもの角切りがいっぱい入って、小麦粉と砂糖と水の生地はまるでお城の石垣のつなぎそのものです。蒸かし立てを食べれば、熟生のYさんの顔も「美味しい!とほころびました。

2013/10/17

リンゴケーキ

きょうのおやつはリンゴケーキでした。甘酸っぱい千秋を使いました。ケーキの生地の中にはドライリンゴの刻んだものを梅シロップとラム酒でしとらせたものと、レーズンを洗って空煎りしてラム酒をかけたものを入れ、クルミの刻んだものを散らしました。
お昼ご飯のサラダは「大根と鮭とばと玉ねぎのサラダ」にしました。ドレッシング、レモン汁、オリーブオイルで和えました。このサラダは以前料理雑誌「四季の味」の読者の料理からヒントを得ました。その方は塩鮭で作っていましたが、私は切り身状に薄切りになっている鮭とばで作ります。ドレッシングと大根の水分で鮭とばがしっとりとなり、さっぱりした味にできあがります。水菜の葉を乗せました。

2013/10/10

あけびの料理

山菜採りの名人の大工さんがあけびを下げてやって来ました。とても立派なアケビです。山の中で採ったそうです。 さっそく中の甘い部分を食べましたが、種を吐きだすにのに手間がかかること。でもとても良く熟していて美味しかった。沖縄から来ている塾生のYさんはもちろん初めて食べてびっくりしていました。ここで終わらないのが山形流の食べ方。 皮に肉味噌を詰めて油で焼いてから醤油と酒と味醂と砂糖で煮ました。ほろ苦い皮と中の肉味噌が良く合ってあけびがとろりとして茄子のような食感でした。Yさんも「美味しいですね」と喜んでくれました。肉味噌の中身は、茹でたバラ肉薄切りの粗みじん切り、葱の小口切り、干し椎茸の粗みじん切り、細かいさいの目に切った牛蒡を味噌と砂糖で絡めました。初めて思いついて入れた牛蒡が引き立て役になっていました。作る時のコツは、あけびの割れ目を拡げないように詰めて、中身が出ないようにたこ糸で縛って焼いたり煮たりすることです。昨日と今日の夕食に登場してくれました。

2013/10/06

紅葉が始まった

急に涼しくなったかと思うとまた昼間は汗ばむ暑さになるような日々が続いています。家の周りを見ると、すこしずつ紅葉が始まっています。最後のは鉢植えのブルーベリーの紅葉です。
山栗の実がたくさん落ちています。拾えるのはそのうちのほんの一部です。ヤブが深くて、入れないのです。落ちる音が聞こえても知らないふりするしかありません。おとなりのEさんと一緒に拾った栗の実を焼き栗にしてみました。茹でるより鬼皮が割れてくれるみたい。それをさらに蒸したら、鬼皮が柔らかくなって、渋皮ごとくるっと剥けたりするときがあり、そういうときはにっこりします。
スチューベーンという黒い甘いぶどうを1.5キロぐらい150円で買いました。すこし古くなったので負けてくれたのです。さっそくジャムにしました。写真にあるのはジャムを煮た後に残ったデザート用のぶどうです。作り方は、きれいに洗って水気を切ったぶどうにすこしの水を入れてぐつぐつ煮て潰れたら、今度は種と皮を漉します。下に溜まった実にぶどうの重さの35%のお砂糖を加えてとろ火で煮詰めるだけ。焦がさないように気をつけながら。
庭の片隅の茗荷に花が咲いていました。