2013/02/27

寒波は去りました。

居座っていた寒波がやっと去りました。気温も低かったけれど、何より吹雪が続いたのが異常でした。 朝起きた時から晴れ上がって一日中良い天気でした。昨晩オレンジ色の満月が東の空に上って来る瞬間を見つけました。美しいというより、凄みを帯びてさえいて、薄い雲が真ん中に帯のようにかかり、まるで土星のようでした。満月の右(南方向に)米沢スキー場の夜光照明がキラキラ光っていました。両方ともきれいに見えるのはひと冬に何回もありませんから、夫に頼んで、三脚を使って撮ってもらいました。 こういう景色が見られるだけでもこんな山奥に住んでいるからこそですが、それにしても不便だなあ! 朝の景色はまた絶品でした。 餅米の炊いたのが冷凍室にあったので、柔らかくしてお湯で溶き、すぐそこにあった小豆の茹でたのをとっさに入れることを思いつき、麹を入れて電気釜で小豆入り甘酒を造りました。餅米と麹から出た自然の甘みに小豆が良く合って、美味しい甘酒になり、気分がほかほかに。この小豆は自分で栽培して収穫した小粒小豆ですから尚のことうれしいのです。

2013/02/23

またもや大雪です。

20日を過ぎても、雪が断続的に降り続いています。夫は毎日3時間も除雪機を動かして家の周りや車庫までを除雪しています。雪の壁がどんどん高くなり、数メートル先の夫の姿がこんなに小さく見えるほどです。除雪機から雪を飛ばしても時には壁の高さを乗り越えなくて自分の方に戻ってきてしまうこともあるそうです。 私は3日前から味噌作りを始めました。大豆を半日以上水に浸け、よく膨らんだらことことと煮ます。ストーブの火を利用するので、柔らかくなるまで丸一日かかります。煮えた豆の煮汁を別にして、ミンサーでつぶし、あらかじめ塩と混ぜた麹と混ぜ合わせて、少し煮汁を足してちょうど良い固さにしたら、瓶に詰めます。時間がかかるだけでやることはとても簡単なことばかり。ただしこれを9回繰り返さないと、5升瓶3杯分のお味噌はできません。毎日ひたすら煮てはつぶし、混ぜて詰めるを繰り返します。 あしたは孫娘の誕生日なので、ドイツのお菓子の本から「ナッツのケーキ」を焼きました。ナッツはクルミとアーモンドを使いました。どちらかというと甘いケーキが苦手な子なので、なるべく甘みの少ないケ−キにしたのです。2本のうちもう一本は2月の最後の日の次男の誕生日のプレゼントにしようと思います。 彼女が大好きな中華ちまきも作りました。中身は見えませんが、餅米と具には人参、ジャンルゥ(中華風ベーコン)、銀杏、枝豆、干し椎茸を入れました。竹の皮がないので、クッキングシートで包み、イグサで笹団子風に縛りました。

2013/02/16

また吹雪、でも春?

今日16日は昨晩からの吹雪です。もう今度で最後にして欲しい!朝から風は強いものの、時折雲が割れて陽が差したりします。真冬の吹雪とは少しちがっているみたいです。なんと言ってももう2月の中旬ですからねえ。 朝起きて窓を見たら、吹きつけられた雪が面白い模様を描いていました。右にピエロのおじさん、その左下にワンちゃんがいるのです。吹雪さんもなかなか絵心があるじゃない? 先日直売所で買った、「サイネリア」です。この紫色が一目で気に入りました。たったの200円でした。これでは植木鉢代にもなりませんね。置賜地方の農家ではいろいろ花も生産しているのです。ストックが終わっていまから、啓翁桜(けいおうさくら)とアルストロメリアが最盛期に入ります。 いろいろなところで、季節は春が近いことを教えてくれます。

2013/02/10

苺のシャーベット

先日いただいた苺をただパクパク食べてしまわないで、最後の3分の1はシャーベットにすることに。材料は苺、吟醸酒粕を50グラム、砂糖、牛乳、卵白1個分、レモン汁、コアントロー少々です。よく練った酒粕を牛乳でのばし、砂糖を入れます。苺はフォークでよくつぶして、レモン汁、砂糖、コアントローを入れておきます。卵白はよく泡立て砂糖を少々入れてもう一度泡立てておきます。酒粕の入った牛乳と卵白を混ぜ、苺のピューレーを混ぜて、容器に入れたら冷凍室で凍らせます。数時間たったところでとりだして、フォークでかき混ぜてまた平らにして凍らせます。 これを夏に食べたらどんなに美味しいかと想像しながらいただきました。
昨日9日は買い物に行ったのでまた好きなお魚やお肉、野菜などをいろいろ買ってきました。冬ならではの旬の魚介類が目を惹きました。北海道産の生ニシンの大きいの2匹、牡蠣ひと皿、大きめの帆立の稚貝、真鱈の切り身と真鱈の卵、イワシをフライ用に下ろしたものなどです。真鱈の卵は小さい時からの好物でした。大きな真鱈の子を輪切りにして、煮立った汁に入れると、わっと開いて、花が咲いたようになるさまは、いつ見ても食欲をそそられます。これには前からいつも人参の千切りとこんにゃくの薄切りや糸こんにゃくを入れて煮ることに決めています。 日曜日のお昼ご飯は牡蠣のチャウダーをスープ代わりにしました。牡蠣は塩を振ってきれいに洗ったら、ザルで水気を切り、小鍋に日本酒を入れて牡蠣をさっと湯通しします。中まで煮ないのがコツです。このとき出た汁はチャウダーを煮込むときに入れるのでとっておきます。ベーコンの角切りと野菜の角切りをオイルで炒めて、水を入れてことこと煮ます。今日はちょうどあったひよこ豆の水煮も汁ごと加え、ローリエも1枚。野菜が柔らかくなったら、塩と胡椒で味を調え、最後に牡蠣を入れてさっと一煮立ちさせたらできあがり。ひよこ豆がないときはジャガイモを加えます。その方がジャガイモがすこし崩れてとろみが付き、余計美味しくなります。

2013/02/03

春の香りと海の幸

元静岡県に住んでいたお友達Mさんから、雪に埋もれている私に春の香りを届けようという温かいお気持ちで苺が送られてきました。百姓の苺「あきひめ」という種類で、清潔な環境で育てているので、洗わないでそのまま食べてよいという苺です。ありがたいプレゼントです。大きいので、一粒食べるとお腹にしっかり入った感じがして、二粒食べるともうお腹がいっぱいになってしまいます。春の香りとさわやかな甘みがいっぱいです。 昨日は久しぶりに買い物に行けたので、お魚もお肉も野菜も何種類も買ってきたので、少し豊かな気分になりました。大きめの鰺2匹、北海道産の生ニシン、ホタテの稚貝ひと皿、いなだの三枚おろしなど。夕食には、いなだの一枚を叩き風に焙って、冷水に浸けて冷やし、お刺身のように切ったものと、ホタテの稚貝をオーブンで焼いてレモン汁をかけていただきました。昼からストーブの上にかけておいた大根がちょうどよくなっていたので、梅味噌をのせてふろふき大根に。