2012/11/23

小さなクリスマスツリー

いつも行く直売所の感謝祭があって、抽選を一回引くことができました。回す時心の中で「欲張らないこと」と念じて回したら、白い玉が出て何か字が書いてありました。「おめでとうございます。...番ですから植木鉢が当たりました。」ヒバの木でした。葉の先が少し黄色みを帯びています。これはクリスマスツリーになる! 家に帰って、しばらく玄関において家の空気に馴染ませてから部屋に入れました。あらかじめ付いていた飾りだけでは物足りないので、何年も箱にしまっておいた。クリスマスツリーのオーナメント(飾り)を出してきて、軽いのだけぶら下げました。

2012/11/20

酒饅頭

先週の土曜日に、ギターの会のおやつのためにに酒饅頭を作りました。一発で上手く行くかどうか、全然自信がなかったのですが、昼に家を出るのことは決まっているので、10時頃から大急ぎで作らなければなりません。
材料は、薄力粉とちょうど残っていた玄米米粉を使うことにし、合わせて200グラムの中にBPを小さじ1杯と重曹を小さじいっぱい良く混ぜ合わせておきます。酒粕100グラムを50ccの水で良く溶き、砂糖70グラムを入れて良く溶かしてから、小麦粉と混ぜます。耳たぶぐらいの硬さになればOKです。 中に入れる餡は紫芋のきんとん風を作って冷凍してあるのを使うことにして、1個25グラムに丸めておきます。 皮は1個35グラムと決めて、平たく延ばして餡を包みます。包み始めたら餡をスッカリ隠すのが難しくなり、手にもベタベタつくので、中華料理の「花シュウマイ」のように中から餡がちょっと見える形で行こうと方針を変えました。 蒸し器に並べて、15分蒸しました。一発勝負にしては案外上手く行きました。試食してみると酒粕が多いせいで、良い香りがします。紫芋のあんこも程良い甘さで、柔らかく、偶然にしては出来が良すぎるぐらいです。お芋を下さったお隣のEさんにも感謝です。蒸したてを出かける途中でお寄りして二つ差し上げました。ギターの会のみなさんは喜んで食べてくださいました。

珍しい野菜

直売所で珍しい野菜を見つけました。ひとつは西洋野菜のトレビスです。中ぐらいのキャベツくらいの大きさです。フランスやイタリアでは人気のサラダ野菜ですが、苦みが強く、日本ではあまり人気がありません。でもちょっと試してみたくなりました。作ったのは冒険好きの農家Gさんです。彼女は新しい野菜を作ることも好きで、料理も上手です。彼女が作っているのなら買う気持ちになります。 もう一つはひょうたん型のかぼちゃです。これはバターナッツというニックネームがついています。どうやらスープ向きのかぼちゃのようです。試しにスープを作ってみたらとても美味しかったので、また出てこないかなと探していたら、ありました。ひょうたんよりもどうやらピーナッツの形に似ているから、バターナッツと名づけられたらしいです。
トレビスを入れたサラダです。ひよこ豆を茹でたのがあったので、塩と胡椒で味を付けてドレッシングをかけ、マヨネーズをほんの少し混ぜて、夏に作っておいたきゅーりのピクルスを細かく切って加えました。ひよこ豆にピクルスはとても味が合います。そこへ、あり合わせの野菜を切って水切りして合わせます。きょうは蕪の薄切りとトレビス。トレビスが少し苦くても蕪の甘みが和らげてくれました。

2012/11/18

葱とジャガイモのスープ

りっぱな葱をいただきましたので、ジャガイモと一緒に冬ならではのスープを作りました。ざくざくと切った葱の小口切り1本分と、ジャガイモ1個を炒めて、スープを注いで柔らかくなるまで煮て、塩と胡椒で味を調え、最後に牛乳を入れます。生クリームを足したり、粉チーズを振ったり、牛乳の代わりにヨーグルトを入れたり、好みでいろいろ楽しめます。葱とジャガイモは本当に相性がいいです。身体が温まります。写真にはありませんが、全粒粉のクラッカーを砕いて入れたら、また違う風味で美味しかったです。
ドアをノックするような音がして、誰も来てないので、キツツキだと分かりました。アオゲラです。赤い帽子をかぶっています。窓枠の隙間に入り込んでいるカメムシを食べているようです。その勢いで、どんどん取って食べてちょうだい!

2012/11/13

お客様

村山市から、大沼さんとダニエルさんのご夫婦がお見えになりました。以前、塗装の仕方を夫がお教えした方です。ダニエルさんはアルゼンチン出身で、「チャランゴ」という民族楽器を作ってみたかったのです。夫が塗装の仕方のビデオをお貸しして、何とかできあがったのをを見せに来て下さいました。全然日本語を話さない方で、奥様がスペイン語で通訳します。夫もスペイン語が話せるので、片言みたいですが.何とか通じ合っていました。以前いらした時よりも打ち解けて笑顔も出ました。チャランゴの裏側は本当はアルマジロの甲羅ですが、これはグラスファイバー製だそうです。ウクレレのような可愛い音でした。
11月2日にはM子さんがひと晩泊まりで来て下さいました。お昼に到着なので、夫がピザを捏ねて、私が駅までお迎えに行き、家に着いたところでちょうどピザができあがるようにするつもりでしたが、発酵の具合が遅れたため、着いてから、トッピングをのせて焼きました。烏賊とアンチョビとキノコのピザ、トマトとベーコンのピザ、野菜のピザです。粉は「ミナミナ」を使ったので、パンの部分が特別味良くできました。
ご近所のOさんが体調悪く臥せっていらっしゃるので、お見舞いに「スコーン」を焼いて差し上げるとこにしました。小麦粉と半量の秘伝豆のおからを使いました。バターと砂糖、卵の泡立て、サラダオイル、生クリーム、小麦粉とおから、ラム酒漬けレーズンと順番通りに混ぜていき、天板に適当な大きさの塊にして並べ、20分焼きました。サクサク、しっとり、ヘルシーなスコーンになりました。

2012/11/08

マルメロのコンポート

産毛の生えたマルメロの実、洗ったらつるつるに、八つ割りにして芯を取り、砂糖とレモン汁を入れてことこと煮ました。きれいな色のコンポートができあがりました。冬のデザートに。
おまけの一枚はできあがった干しリンゴです。刻んで、ケーキに入れます。

この秋最後の紅葉

11月5日は晴れて暖かかったので、これはこの秋最後の紅葉の見頃だと思って、郵便局へ行ったついでに写真を撮りました。モミジの葉が赤や黄色に染まり、ブナやみずならの葉も黄色く紅葉していました。 足下には小さなオトギリソウの葉が真っ赤に色付いていました。赤い実が目を惹きました。ガマズミの実と、細長いのがツルリンドウの実です。今年はツルリンドウの花を見損なってしまいました。せめてひとつでも実が残っていてくれて、良かった!

2012/11/06

リンゴとマルメロ

山形の秋はいろいろな果物がこれでもか、これでもかというように次々と出回ります。リンゴも種類がたくさんあって、試すのが忙しいです。先週売られていたものがもう今週はないこともあります。今週は昂林と秋映というのを買いました。 マルメロという西洋カリンは香りが良く、普通のカリンと違って生でも食べられる種類です。ジャムにすると柔らかくなります。穫りたては薄茶色の産毛がびっしりと生えています。洗うとつるつるの黄色で形はリンゴそっくりです。
きょうは紅玉と秋映とマルメロでジャムを作ろう! マルメロは皮ごと四つ割りにしてできるだけ薄く刻みます。リンゴは色を出したいので、丸ごと皮を剝き、身は六つ割りにして薄く刻みます。皮は小鍋に入れて水を少し入れてさっと煮るときれいな色が出てくるので、汁はリンゴにかけ、皮はみじん切りにしてから加えます。 砂糖は重さの35%、レモン汁を大さじ2杯ぐらいかけて砂糖が溶けてきたら煮始めます。
深い紅色のジャムになりました。マルメロが入っているので、本当に素晴らしい香りが楽しめます。このマルメロは米沢のE子さんのお父さんが栽培している優れものです。売り物にすると言うことはしっかりした粒ぞろいであることが要求されるので、一年中気を配って栽培しているのです。80歳になるE子さんのお父さん、毎年素晴らしいマルメロをありがとうございます。 左の二つはマルメロと紅玉のジェリーです。水と一緒にことこと煮た身を汁ごと布で漉してから砂糖を入れて煮て作ります。とろみがついてきたら完全に固まらないところで火を止めるのがコツで、毎年やっていてもゆるすぎたり、固すぎたり、なかなか難しいです。
今日おまけの一枚は、干しリンゴを作っている写真です。お天気が好くないとなかなか乾きません。これは最後のジョナゴールドで作っています。ジョナゴールドを作る人も少なくなってきたようで、残念です。私は特の甘酸っぱい味が大好きなのです。