2012/06/26

空梅雨の日々

先週やっと頼んでいた薪が来ました。約1ヶ月遅れていたので、真面目に薪作りに取り組むつもりの夫は気を揉んでいました。そばにいる私も負けず劣らず、気がかりでした。
































小さな生き物も現れます。アゲハチョウとクワガタです。
いちばん暖かい場所ではバラが咲き誇っています。去年より色が濃くなって、気品が出てきました。畑で収穫できるのはただいまのところ数日に1回のレタスだけです。堅い葉っぱは茹でてお菜っ葉にします。全くの空梅雨でも困るけど、降り続くのよりこの方が気分が良いですね。

2012/06/20

苺のショートケーキ

6月13日は夫の誕生日でした。2日遅れで、ケーキを作りました。ちょうどその日に遊びに来た友だちと一緒にいただきました。苺の季節なので、日本風のショートケーキにしました。カステラは砂糖を控えたレシピで、卵200グラム、砂糖60グラム、粉80グラムの分量で、軽いスポンジケーキができました。最初に卵白を良く良く泡立て、砂糖を入れてよく混ぜ、卵黄を一つずつ入れて混ぜ、最後に粉を入れます。生クリームにはコアントローとさとうを少量、ちょっと小さめの苺でしたが、さっぱりした甘みなので、3人でぺろっと食べてしまいました。この歳で、ケーキをあんなにたくさん食べたのは初めて、さすがに夕食は少なめで十分でした。



庭の隅に、紫ランが咲きました。ナデシコも咲いています。

電気柵の電線が見えています。

かえるくん、ごめんね。

去年の畑はお借りした電気柵のおかげで獣害(タヌキ、ハクビシン、野ウサギなど)が防げたので、今年は、お隣2軒と一緒に、自前の電気柵を本格的に設置しました。装置はギターの先生が作って下さったので、市価の3分の1以下でできました。 

今朝、台風が過ぎ去った畑を見に行くと、一匹のアオガエルくんが電気柵に掴まって、命を落としていました。ショック死を遂げたものと思われます。可哀想に。かえるくん、ごめんね。あなたを狙ったわけではなかったのよ。











玄関の扉の前に小さなクワガタがいました。
















名もないバラが次々に咲いてきます。

東北地方に多いヒメサユリもたった1本ですが、可憐な姿を見せてくれています。去年までは2個しかついていなかった花が今年は4個もついています。















2012/06/14

梅雨入りの頃

気象庁が東北南部が梅雨入りしたとみられると発表した2日後から、雨はあまり降っていません。でも気温が低く、東北南部では季節はずれの冷たい「やませ」と呼ばれる風が吹いていました。日が照れば暑く感じられ、家の中や日陰では涼しく感じられる何かするにはちょうど良い季節です。梅雨入り前のような気分で、ちょっと焦りを感じながら、外回りの仕事や大物の洗濯などをやっています。


小鳥たちはいろいろ来ていますが、ホトトギス、ウグイス、例年よりは少ないように感じるイカル、黒ツグミ、赤ショウビン、ツツドリ、郭公などが鳴いています。もっと少ないのは、ホオジロでしょう。鳥たちは今年の気候の変動を敏感にキャッチしているようです。先日家の前の砂利道に黄セキレイらしい鳥が来ていました。歩き方が可愛いです。あまりお腹の羽根が黄色くありませんね。









4日ぐらい前、見たことのないカミキリムシの仲間がいました。枯れた葉のような色をしています。


















花壇では紅輪タンポポらしい花、菖蒲の黄色いのと白いの、去年の種が飛んだカモミール、都忘れも咲き始めました。菖蒲は家を建てるときに大工さんが持ってきた土に入っていて、それ以来勝手に生えてきます。種をあちこちに蒔いたら、庭のあちこちにどんどん増えてしまいました。

葱坊主が次々に咲いてくるので、干しエビとかき揚げにして2度も食べています。あまり葱臭くない味です。

2012/06/08

山の生活あれこれ


山の中に住んでいるので、ここならではの出来事があります。先日なにやら大きな車が来ているような音がしたので、出てみると、電力会社の下請けの会社の人たちが5,6人で来ていて、電線を邪魔している大きな木の枝を伐っていました。シュノーケルとか言う、男の子が見たら大喜びする作業車に乗って、長い道具で、枝をバッサバッサと伐っていました。やっている男性は上役から「おまえがやれ」と言われたことを喜んでやっているように見えました。






いろいろな仕事引き受けてくれる大工さんは、山菜採りの名人です。突然来て、「これあげます」と置いて行きます。太くて、新鮮な、見事なワラビでした。早速アク抜きをすることにしました。ワラビの下の方の堅そうなところを切り取り、アク抜き専用にしているおおきな古い鍋のなかに互い違いに並べ、ストーブから出た灰をたっぷり振りかけます。お皿などで浮かんでこないように重しをして、そこへ沸かしたお湯をざぁっとかけてすぐ蓋をして、半日おきます。




アク抜きが終わり、きれいな緑色のワラビが出てきました。味噌汁やおひたしにしていただきます。使う寸前まで、灰汁のなかに漬けておくと、色が変わりません。多すぎるので、明日のギターの会の練習に持っていき、みなさんにお裾分けしましょう。

















2012/06/01

春の花・続き


早いもので、きょうはもう六月です。あたりにはまだ春の花が咲いています。

紫の花は紫蘇科の十二単(ひとえ)です。

おきな草が咲き終わったあと、種ができているのかしら?

白い小さな花は舞鶴草です。ハート型の葉っぱはつやつやです。尖った葉っぱはホタル袋です。








畑の周りに日本古来の桜草が咲き始めました。那須町のK・Uさんからいただいたもので、絶滅危惧種のような気がするので、大事にしています。













これは名前が分からないのですが、桜草に似た花です。後ろにワイルドベルガモットなどが伸びています。


右にはタンジーが伸びています。黄色い花が咲きます。














上はフウロ草に似た山野草です。ゲンノショウコにも似ていますね。名前が分かりません。

林の中ではガマズミが陽当たりを求めるように咲いています。これが秋になると甘酸っぱい赤い実になります。