2012/02/26

孫娘の誕生日祝いに

春の雪に近づいてきました。粉雪でなくガサガサのボタン雪です。24日は孫娘の12歳のお誕生日です。甘いケーキが苦手の彼女のために、塩味のケーキ、今回は小豆とオリーブの実とクルミの入ったケーキと、中華ちまきを作りました。中華ちまきには先日作った醤肉の大きめに刻んだものを加えました。他には人参、銀杏、干し椎茸です。



竹の皮で包むのが正式ですが、近頃はクッキングシートで代用します。蒸し物にも使えるので便利です。中身が出て来ないように蒸す前に輪ゴムを巻きました。
ひと晩経って、すっかり冷えたら、ラッピングして、箱に詰めて数冊の童話と一緒に送ってやりました。

このケーキに使った小豆は大納言と中粒の黒小豆です。川西町の直売所で見つけた時、迷わず買いました。他に白小豆という小さめの小豆も売っていました。

2012/02/24

花切り干し大根

冬も終わりに近くなると、切り干し大根をせっせと作ります。保存してある大根がまだみずみずしいうちに作っておかねばと思うからです。


千切りの切り干しも作りますが、以前岩手県の遠野に行った時に、花切り大根と称して輪切りの切り干し大根が売られていましたので、真似をして作っています。でもきれいに輪切りにするのはずいぶんむずかしいものです。半分に切ってから輪切りにしたりして、インチキくさいことをしています。

上の写真はまだ生乾きの時。

下の写真はすっかり乾いた花切り大根です。ちょっと水に戻してから、煮たり、味噌汁の実にしても歯触りが面白いです。

これで大根1本分です。

2012/02/20

アマリリス

世界の花市場ナンバーワンのオランダから輸入されたいろいろな球根が、日本中で売られています。アマリリスもそのひとつです。小さい時からの知り合いのおばさまの88歳のお誕生日に宮城県の塩釜の「志ほがま」と言うお菓子をお送りしたのが2009年でした。そのあとそのおばさまからお返しに、植木鉢にパックされたアマリリスの球根が届きました。そういう贈り物は初めてでしたので、うれしくて、早速水やりを始めましたら、どんどん成長して3月に見事な花が咲きました。

また咲かせるには『花が終わったら茎を切り取り、一回り大きなポットに植え替え、次々と葉が出てくるので良く日光に当てて育て、10月ごろから室内に置き、水を与えないで強制的に葉を枯らせた状態で保管します。翌年春が近づいたら日光に当てて水やりを始めると、新芽が出てきます。』と説明書に書いてあります。

翌年もやってみましたが、花芽が付きませんでした。何が悪かったのか、、、分からないまま、大本の球根が枯れてしまった後、横に小さな子どもの球根がができていたのを、あきらめず育てて3年目の今年、大寒を過ぎた1月の27日から水やりを開始しました。

葉っぱは出ても寒さのせいか、先っぽが茶色に変化していましたが、伸びようとしているのは確かなので、水をやりすぎないように注意して様子を見ていましたら、昨日ごろから急に元気な葉が伸びてきました。根元にふくらんだところが見え始め、もしかしたら花芽かも知れません。


ラリラリラリラ・調べはアマリリス! こんな歌がありましたよね。

春の先駆けのようなアマリリスの開花を楽しみにしましょう。

2012/02/16

醤肉(じゃんるう)作り

1週間前に買ってきた豚のバラ肉の塊を、醤肉という中華風ベーコンにしました。陳賢一さんによると醤油に漬け込んだ肉という意味です。

作り方は、肉を塊ごと醤油と5種類の香辛野菜(葱、生姜、赤唐辛子、八角、山椒または黒胡椒)を入れたジッパー付き袋に3日間漬け込み、取り出して、寒風に4日間さらします。

左の写真は4日間干した物です。











 深めの容器に入れます。

蒸し器で35-40分蒸したらできあがりです。

これを小分けにして、冷凍しておきます。


大恩と一緒に煮ると美味しいですよ。


また細かく切ってチャーハンに入れたり、中華まんじゅうや中華ちまきの具にすると、八角の香りがかすかにして、これぞ中華料理という感じになります。

しばらく置くと固まる脂を取り除けば、スープもいろいろに使えます。

お向かいの家の雪下ろし

15日は曇り、16日は晴れて、お日さまが照ると家の中は温室のようでした。15日にふとお向かいの小さいKさんのお家を見ると、大工のTさんが屋根の雪下ろしをし始めたところでした。もう3週間ぐらい雪が積もったままだったのです。壊れる心配はなさそうですが、こうも長く落ちないとこの辺の人は心配になるのでしょう。



向かって左半分は少し突いたら落ちたようです。 続いて、右半分もひびが入ってきて、大きな塊が滑り落ちて行きました。
私ははらはらしながら、カメラ片手に見守っていました。真上の雪が残ったのを、丁寧に少しずつ落としていました。最後まで行ったら、戻る時は不安定ですから、慎重に、カニ歩きで戻ってきました。

あー、良かった。無事に終わりました。


はしごを下りたTさんに「ご苦労さまでした」と声をかけて、わが家で、一休みしてもらって、お茶とお菓子で談笑しました。

2012/02/13

猛吹雪そして翌日晴れた!

昨日12日は朝から夜まで、吹雪、それも猛吹雪。二人とも一歩も外に出る気は無く、一日中家の中で、夫はギターの塗装を、私はギターの練習を。窓から玄関のドアの方を見ると吹き付けられた雪の玉が張り付いていました。風に揺れると鳴る wind-bellも雪だらけで、可哀想。

翌朝起きると、静かな晴れの朝でした。お日さまが照り始めました。これはもう騙されっこない、正真正銘の晴れです。






















夫は家の裏側に回って、2階の窓と同じ高さまで積もった雪を除雪機で削って飛ばしていましたが、途中で除雪機のホイールピンが飛んでしまったので、仕方なく、ハンドルを紐で縛って、onのままにしてスコップで雪を投げて飛ばしています。これは危険なことなので、絶対にやってはいけないことなのです。みなさん、真似をしないでくださいね。やれやれ、一応窓をふさぎそうになった雪をどかして、無事に終わらせました。

2012/02/11

Inside outのロールキャベツ

冬になると作りたくなるロールキャベツ、でもきょうは挽肉がなかったのです。ちょうどそのまえにFacebookにN出版社のKさんが岩手県の前澤市のフレンチレストラン「ロレオール」のことを書いていらっしゃったので、そこのシェフのブログを読んでみたのです。「キャベツを食べよう」というページがあって、ロールキャベツがでていました。なんと中身が外のロールキャベツでしたので、早速真似をしました。

挽肉の代わりに、自家製ベーコンをみじん切りにして使いました。あとはタマネギの粗みじん切り、もちろんキャベツの葉数枚、キャベツを茹でた後で切り取った芯の削ぎ切り、小さめのジャガイモ数個、最後にはカットトマト大さじ3杯と、自分で作ったジェノベーゼソースを大さじ1杯、スープの素少々、水、塩と胡椒、オイル少々です。




茹でたキャベツの葉をくるくると巻いて、形が崩れそうなのは楊枝で留めます。タマネギとベーコンと芯のそぎ切りをォイルで炒めて水とスープの素を入れて、ロールキャベツを並べて少し煮てから、皮をむいたジャガイモを入れて、最後にカットトマトとジェノベーゼソースを入れて柔らかそうに煮えたらできあがりです。ちょっと煮詰めすぎてしまいました。バジルのソースが味の決め手です。入れると格段に美味しさが増します。夏に作って冷凍してあるので、本当に良かったと思います。

2012/02/08

夕食はジャガイモ入りパンケーキ


大雪と私の風邪引きのためにもう2週間以上ちゃんとした買い物に行っていないので、だんだん食料品が品薄になってきました。貯蔵野菜はたくさんあるのですが、牛乳、卵、肉類、魚類、豆腐、お米、生の果物がなくなってきました。7日の夕食は、ご飯を炊くのを辞めて、地球ラヂオで仕入れた「スロヴァキア料理のロクシェ」を作ることにしました。ロクシェとはジャガイモ入りのパンケーキのことです。茹でたジャガイモをつぶして、小麦粉をジャガイモの重さの7割ぐらい混ぜて良く捏ねます。何回か作って、少しぱさつくことが分かったので、菜種油を少し垂らして捏ねたら、しっとりしてうまく伸ばせました。ジャガイモ大きいの2個と小麦粉200グラム、オイル大さじ1杯ぐらいでちょうど小さめのパンケーキが12枚焼けました。焼く時は、フライパンに油は引かなくても良いし、片面が焼けてきたらプクッと膨れるのでひっくりがえしてあと少し焼けばできあがりです。伸ばす人と、焼く人に役割分担するとタイミング良くできます。中に巻く具は、ひとつは牛挽肉と野菜のみじん切りにトマトソースを混ぜたドライカレーと、アンチョビと茹で白菜、茹でパプリカにマスタードをのせるという二種類にしました。食べ始めたら、これは赤ワインが良く合うと気づき、あり合わせの安いフランス産赤ワインを出してきました。あとは金時豆の煮豆。ちょっとエキゾチックな夕食になり、お腹もいっぱいになり、満足しました。

ロクシェは、スロヴァキアの人の日常食だそうで、農作業のお弁当としても重宝するそうです。たくさん作って、野原で、チーズや、お肉、野菜を巻いてたらふく食べると聞きました。

2012/02/07

2月7日、今日は小雨



今日2月7日は、きのうから日本中気温が上がって、朝から4℃、曇りときどき小雨の天気でした。朝起きたら、ご近所の屋根の雪が落ちていました。あー、良かった!

2012/02/06

お総菜

冬は何回かつづけて食卓に上る保存食のようなお総菜があると助かりますね。一昨日は茎わかめと千切り野菜の煮物を作りました。水に浸けて塩抜きした茎わかめを縦に細く千切りにし、人参、牛蒡、こんにゃく、塩釜産のさつま揚げ、去年自分で打った秘伝豆の打ち豆を入れて、鰹の出汁でことこと煮ました。食事の度にストーブの上に載せて温めていただきます。だんだん美味しさが増してきて、4回ぐらい食べられます。

また、昨日は大根と醤肉(自分で作った中華風ベーコン)を煮て、さいごに黒酢漬け生姜の薄切りを入れましたら、その生姜のおいしいこと!まだ黒酢の味がしみているのがかえってよかったです。

2012/02/05

大雪一休み

冬の嵐とその後の雪降りが今朝になって一休みしてくれました。晴れたり曇ったりの天気、こんなにもお日さまのありがたさが身にしみるのは雪国に住んだ人にだけが分かる特権みたいなものです。もちろん雪国に住んでいなくてもお日さまのありがたさは分かるものですが、目に見えて、雪が沈んだり、雪が締まったり、あんなにもこびりついていた屋根の雪が、ミシミシと音を立てた後ドカンと落ちるなど、まったく愉快になり、晴れ晴れします。

上の写真のように両側に出っ張ったまま一週間ぐらい落ちなかった玄関の屋根の雪が、見事にいっぺんに落ちました。夫の背以上の高さの雪の壁になりました。これがものすごい堅さで、シャベルで突いてもびくともしないのです。こんな雪の塊の下になったら、ひとたまりもありません。くわばらくわばら、ご免こうむります。









真っ白の斜面を転がる雪のたまっころ。かわいいです。















うちから見えるご近所の家を眺めてみましょう。

Eさんのお家はこの冬は滞在していらっしゃるので、
屋根の雪は少ないです。














Iさんの家はすごい雪が乗っています。

下の写真はHさんの家ですが、雪に囲まれて一階がもう見えなくなっています。

2012/02/03

クッキーでも焼こうか!

やっと2月に入りました。1日から2日にかけての夜中は台風並みの大風が吹きまくっていました。2日の朝起きると大雪は積もっていませんでした。予報では一日中雪でしたが、奇跡的に昼の1時から急に晴れ間がひろがり、夜までほとんど雪が降らなかったのです。お月様もぼんやり見えていました。


でも3日の朝起きると、雪がしんしんと降っています。余りにも気温が低いので、屋根の雪も全然落ちません。つららも風に吹かれて先っぽが細くとんがっています。この長いつららは1メートルはあります。上の写真が南側の屋根のつらら、下の写真は北側のです。

この後、3時過ぎに両方とも落ちました。めでたし、めでたしと喜んでばかりいられません。ごろんごろんとかたまりが乗っかった。



上がクルミと胡麻の入ったおからクッキーです。粉と炒ったおからを同量使いました。種を直方体に成形後、冷凍してから、薄切りにして焼きました。

下は甘みを控えた酒粕クッキーです。こちらは種を薄く伸ばして、パイカッターで切り、フォークで穴を開けて焼きました。酒粕と黒砂糖が焼くと濃く出ます。












おとなりのTさんの家は2階建てロフト付きですが、すごい様子ですね。