2011/03/31

今日の昼食とおやつ

冷凍庫に残るお魚はあと2種類。新巻鮭を使って、昼ご飯にぴったりの鮭のお寿司にしました。これは相模原に住んでいたときに石川県出身の方から間接的に教わって以来、良く作るお寿司です。鮭を焼いて、身をほぐして、酢飯と混ぜるだけ。その他に、きゅーりを小口切りにして良くしぼったものや、菜っ葉を茹でて刻んだもの、酢漬けの生姜の千切り、白炒りごまの摺ったもの、錦糸卵か、炒り卵、もみ海苔などを散らします。

今日はキャベツと大根、油揚げのみそ汁と、白菜のお漬け物を添えました。



一昨日、じょうよまんじゅうを作ってみました。上新粉とお砂糖(粗製糖)を良く混ぜて、ヤマトイモの摺り下ろしと混ぜておまんじゅうの皮を作り、丸めておいた餡を包み、蒸しました。皮がうまくふわっと膨らまなかったので、今日のおやつには焼きまんじゅうにしました。フライパンで焼いて焦げ目を付けたら柔らかくなり、皮もぱりっとして、失敗のおまんじゅうが美味しく食べられました。



原発の事故のことを心配してくよくよしてばかりいても仕方がありません。被災地の避難所にいらっしゃる方々にも、なにか美味しいおやつが届きますように。

2011/03/26

料理できるありがたさ

被災地の避難所にいらっしゃる方々は、おにぎりとバナナだけなどの粗末なお食事を余儀なくさせられているというのに、私はなんと幸せなんだろう。限られた材料ではあるが、自分で料理して好きなものを食べることができるのだから。

今日26日の昼食は,彩りよく仕上がったので、うれしくなって公開しています。ほとんどが野菜です。

真ん中の容器に入っているのは大根と人参のハリハリ漬け風。大根の皮だけをここ2週間分ぐらい干して大分貯まったので水で戻してからさっとお湯に浸けて柔らかくしたものと、人参のさっと茹でたのと,昆布の細く切ったものとショウガの千切り少しと赤唐辛子少しをみじん切りにしたものと白ごまの半摺りに、醤油、みりん、米酢、出汁を会わせてかけました。

みそ汁は昨晩多めに作っておいた野菜の具沢山(大根、人参、ごぼう、たまねぎ、ジャガイモ)に油揚げを入れたもの、サラダは白菜の千切りとサニーレタスの葉少々に塩ぶたの薄切りを少しにドレッッシングを一さじかけて。豆腐の梅味噌のせ、豆腐はもったいないので今は1丁の3分の1しか使いません。キュウリの古漬けとみょうがの酢漬けを小皿に、なんとデザートまであります,自家製ヨーグルトに自家製のマルメロのシロップがけです。

ガソリンの残りが少ないので出かけるのを控えていますから、今ある材料を大事に使って料理する。そのことができるだけでこの上なく幸せです。

2011/03/22

祈る気持ち

3月11日本当にいまでも信じられないようなことが起こってしまいました。そのあと、心が動転して、毎日くらい気持ちになったり、やきもきしたり、本当に落ちつかない生活でしたが、何とか身内のものは無事だったことに心から感謝しています。

いつかは宮城県沖に大きな地震が起きると言われていましたが、こんなに大きな恐ろしいことが起こるとは誰が想像したでしょうか?

地震後数日間は携帯電話が通じなくなり、インターネットもISDNのわが家では3日後になってやっとつながるようになりました。情報はラジオからだけでしたが,インターネットで画像や写真を見ることができるようになりましたので、悲惨な状況を見るに付けて、本当に心が張り裂けそうな思いの連続でした。原子力発電所の深刻な事態にも目を離すことができません。

たくさんの亡くなられた方々の魂に、被災されて避難所で不自由な日々を暮らす方々に心から平安をお祈りする気持ちです。

震災後やっと出かけて手に入れた川西町産の花「アルストロメリア」を飾って、祈る気持ちを表したいと思います。

2011/03/10

豆あじのマリネ

スーパーのお魚売り場に、富山県産の豆あじがありましたので早速購入。頭を取ってお腹を包丁でかき出し、洗ってから薄く塩をふり、一晩おきました。翌朝お日さまが照っていたので半日干しました。水気がすっかりとれていい感じになっています。







油で二度揚げした豆あじです。ちょっと色が薄いですね。野菜はタマネギ、人参、キャベツと白菜の葉の部分を千切りにして、炒めます。それを揚げた鯵の上にかぶせ、熱いうちに醤油、米酢、みりんを適当に混ぜて出汁で割った調味液をかけます。

レモンの薄切りものせます。









骨も十分柔らかくなっています。歳を取ると骨ごと食べてなるべくカルシュームを補わなければね。幸い二人とも歯が丈夫であることに感謝です。このおかずは翌日の方が味がしみて美味しくなってきます。種を明かせば、これだけの新鮮な豆あじがわずか100円でした。

2011/03/09

2月は味噌作り

毎年2月に仕込むことにしている味噌作りを2月の24日から始めました。大豆は川西町の雁鏡農園という直売所で購入した味噌に最適の「すずゆたか」という小粒の黄色い品種です。麹は白鷹町の鈴木味噌店特製の地元の米で作られた麹で、塩は福島県の「塩屋崎の本塩」をつかいます。今年の大豆は柔らかくなるのが早くて、すぐに煮えました。昨年から大豆をつぶすのにミンサーを使っているので楽です。五升瓶1瓶分を3回に分けて豆を煮ますから、3瓶分作るのに
9回煮ることになります。水に浸けて置きさえすれば、今年の豆は煮始めて1時間ほどで柔らかくなったので、1日に1瓶分づつ出来上がりました。麹はよくほぐして前もって塩と混ぜておくので、煮えた豆の水を切って、熱いうちにミンサーでつぶし、そこへ麹を入れ、少しゆで汁を足して程よい固さに調節して、こねて丸めて、瓶に詰めていきます。これを3回繰り返したら、最後に一番上に塩をまんべんなく撒き、分厚いビニールを敷いて、そこに重しの役目の食塩を2キロ分のせて、またビニールをかぶせてひもで結べば、あとは涼しいところで半年寝かせます。

3月1日には3瓶めが仕込み終わりました。