2011/10/27

pumpkin pieらしきおやつ

植木鉢のブルーベリーの木が美しく紅葉しています。二階のデッキから撮った写真です。

きょうはおやつにパンプキンパイのようなものを大急ぎで作りました。カボチャの皮を剥いて蒸している間に、全粒粉ののクラッカーを粉々にしてバターと少量の砂糖、塩ひとつまみを加えてパイの皮を作り、冷凍室に入れて固めました。カボチャをつぶして、生クリームと砂糖とシナモンを加えて練り、冷えたら固まった皮の上にのばして、粉砂糖をかけました。ちょっと食欲をそそらない写真になってしまいました。味は良いのですよ。このかぼちゃはおとなりのEさんが育てた坊ちゃんカボチャです。


2011/10/23

昼ご飯と夕食の一品

昨日22日は山形県ギター合奏連盟の第10回山形ギター合奏フェスティバルでした。今年は鶴岡と藤島のグループのお当番でしたので、鶴岡市の旧藤島町の東田川文化記念館の明治ホールで行われました。夫の属する愛好会の準メンバーに入れてもらっている私も参加して、ヨハン・クリストフ・ファベールのパルティータ(組曲)を弾きました。7つの短い楽章からなる曲で、おそらくだれも今まで聴いたこともなければ弾いたこともないような曲ですが、なかなか古めかしくて楽しい曲なのです。私用の易しいパートを作ってもらってどうにか参加できたので、みなさんに感謝です。上出来とは言えませんでしたが、無事済んでやれやれホッとしたというのが本音です。ほかの7グループもみなさん一生懸命に変化のある曲を楽しく弾いていらして、すばらしいフェスティバルでした。雨の予報は外れて、薄日もときおり差し、暖かな日でした。

きょうはお昼ご飯に、そうめんイタリア風というようなものを作りました。輪切りの茄子に塩豚の薄切りと水切りした木綿豆腐も加えて炒め、トマトソース(自家製)をかけて、茹で上がったそうめんの上にのせて混ぜて食べるのです。結構おいしくできました。












夜ご飯には烏賊の蒸し物を作りました。皮を剥いた烏賊をフードプロセッサーで練り、野菜を彩りよくみじん切りにして混ぜて蒸します。できあがりはこれよりもう少しピンク色がかっています。きょうは赤と緑のピーマン、にんじん、舞茸、銀杏を使いました。卵白も入れれば良かったなと反省。
これは直売所で、ササゲとだけ書かれた豆です。いったいどんなインゲンかと思って茹でたら、白インゲンのような、手亡まめのような味でした。もうすでに豆が育っている生りすぎのインゲンでした。

2011/10/19

小粒の小豆の収穫量

小豆の収穫、乾燥が終わりました。乾いた莢はストーブの焚き付け材料になります。すぐにぱちぱち燃え尽きそうに見えて、結構じわじわと燃えるそうです。この小豆計ってみたら328グラムありました。去年より200グラム以上多く穫れました。小豆ご飯が何度も作れそうです。

これを栽培した畑の面積は1メートル×3メートルぐらいで、蒔いた小豆の種は50粒でした。葉っぱを少しカモシカにかじられたり、虫もたくさん付いたけれど、農薬もかけなかったので、満足しています。

2011/10/12

なつはぜの実のジャム

川西町に古墳群があり、散策にちょうど良い、なだらかな丘陵地帯です。明治時代にイギリスの女性探検家のイザベラバードがこの景色を見て、感激したので有名です。

連休の最後の日、10月10日になつはぜの実を採りがてら行ってきました。数年前に偶然散策中になつはぜの実を見つけた記念の日なのです。今年の天候は不順だったので、ちゃんとこの時期に生っているか心配でしたが、ありました。以前より増えているようです。







林の中に並ぶようにしてなつはぜの木が点在しています。ツツジ科の木で、美しく紅葉しているものもあり、実はブドウのように房状になってぶら下がっていますので採りやすいです。ブルーベリーの仲間なので実の上部にはちまきのような輪状の筋がついているので、またの名をハチマキブドウとも言います。山形の方言では、「やがんこ」(やかんの蓋のような輪状の筋があることから)や、「やろこはずまき」(やろこは男の子、はずまきはハチマキ)と言います。面白いですね。もうひとつおまけに、栃木県の那須地方の方言では「どんびんちゃまご」と言っていましたが、想像するにどびんや茶釜に似ているから付いた名でしょう。ちゃがまがちゃまごに訛っているところがまた面白いですね。この実、
味はこのまま食べると酸っぱいだけですが、、、










家に帰って計ったら800グラム以上ありました。ご機嫌!
















さっそくゴミや葉っぱを取り除き、実だけを計ったら700グラムありました。鍋に入れ水を100ccほど入れてぐつぐつ弱火で煮ます。実が崩れてきたら、ざるで漉して種や細い茎などを取り除き、下に溜まったものに実の半分の重さの砂糖を入れて弱火でゆっくり煮詰めます。




























ほら、大小のビンに5つもできました。クラッカーにのせて味見しましたら、おいしかったです。

2011/10/11

アケビ料理

お隣に来ている大工さんが、昼休みにそこら辺を散歩して見つけたアケビを10個もいただきました。

















中身を出してきれいにします。
















アケビの中に入れるものは葱、舞茸、干し椎茸の戻したもの、油揚げ、豚肉などのみじん切りで、これらを炒めて味噌と砂糖で味付けします。















アケビを油で揚げます。(普通は中に具を詰めてから油で揚げたらできあがりなのですが、私はちょっと一手間加えて、味をしみこませます。)
















具をアケビの中に詰めて、たこ糸で縛ります。お出汁と醤油、日本酒、みりん、砂糖でことこと煮ます。
できあがりです。U家の芋煮会へのおみやげが左、右のは留守番の夫のおかずに。U家での評判は上々でした。山形の郷土料理トトコ風のアレンジ、肩が凝ったけど、できあがって良かった!

塩麹

発酵食品が話題になっています。うかたまの最新号は、「おうちで発酵食堂」がメインテーマです。中に塩麹の作り方と使い方が出ていました。麹300グラムに塩100グラム、水を350ccぐらいを蓋のできる容器に入れて、よく混ぜ、常温に数日おいておくと発酵して味が慣れてきたらできあがり。それを調味料として使ったり、漬け物を作ったりするというわけです。

塩麹を使って、まずは北海道のオホーツク漬けみたいなものを作ることにしました。







材料は、塩引き鮭の身の乾燥したもの、紫タマネギ、にんじん。
これだけだと塩が利きすぎるのでキャベツも入れることにしました。
その前の塩麹で漬けた鮭と野菜をキャベツでサンドイッチにして漬けました。まだ塩が利いているようなので、リンゴの薄切りも足しました。最後はリンゴを搾ってジュース1個分を入れたらまろやかになって、美味しく食べることができました。

2011/10/04

馬のかみしめ

お隣の長井市にはいろいろ珍しい伝統野菜があります。今の時期、「馬のかみしめ」という枝豆があります。普通の枝豆より少し平べったく、さやの曲線に特徴があるとのことです。また名前の由来は、大豆になったときに、丸くなく平べったい豆になり、表面に馬が奥歯でかみしめたような模様がついているとのことです。平べったい豆は選別のときに手間がかかるというので、敬遠されて減ってきたそうですが、この数年、人気が戻ってきたようです。その裏に在来野菜を大事に守ってきた人々がいるのです。

左のが馬のかみしめ、右のは秘伝豆です。

香りがあり、秘伝豆に似た良い味がします。

いろいろ食べられて幸せな秋です。馬のかみしめで作った豆腐も売られていて、色はほんのり緑がかっています。おからも薄緑のきれいな色です。最後に購入した馬のかみしめに、すばらしい達筆の持ち主のラベルが入っていましたので、左下に付け加えました。こんな字が書けたらなあ!

2011/10/02

実りの秋到来



私のささやかな畑は、きゅーりもほぼ終わり、後はトマトが残っていて、小粒の小豆の莢がふくらみ、9月に初めに種を蒔いたビタミン大根が育ってきて、つい最近種を蒔いた茎立ち菜が米粒ほどの芽を出したところです。小粒の小豆は去年初めて試しに20粒ぐらい蒔いてみたら100グラム収穫できたので、ことしは50粒蒔いてみたところ、今収穫期を迎えています。去年よりは多く収穫できそうです。終わったら計って報告します。

上から莢の様子と、出てきた小豆の粒と、残った莢がくるくると丸まった様子です。左の莢はまだつながっています。小豆ははじけて遠くへ跳ぶので、次の写真のようにネットをかぶせて乾かしています。ざるの底に溜まった小豆を一カ所に集めています。












買ってきたリンゴとブドウです。手前の二つのリンゴはさんさという種類で、奥のは涼香の季節というリンゴです。ブドウはノースレッドという甘いジューシーなブドウです。梨は、幸水と洋梨のバートレットといって、とても甘酸っぱい洋梨で、フランスの梨とよく似ているので、多分明治の頃日本に来た洋梨で、いまは作る人は少ないものと思われます。

右のは買ってきた宮城県産のイチジクです。小粒で、甘みが少ないので、熟してもこれ以上赤くなりません。皮ごと丸のまま甘煮にするのがこの辺のやり方のようです。