2011/08/28

野菜の収穫と28日の昼ご飯

上の写真が 26日で、下は28日の野菜の収穫です。うちの畑はいまが夏真っ盛りという感じです。きゅーり2種、ゴーヤ、中玉トマト、インゲン、伏見唐辛子、二十日大根、青しその葉などです。
お昼ご飯は野菜がいっぱいのったサラダそうめんです。畑のもの以外に、プランター栽培のサニーレタスとわかめと茗荷を使いました。タレは出汁に醤油、酢、ごま油少々、手作りの梅醤油、白すりごまを混ぜてかけます。この写真では野菜の下のそうめんが全然見えませんね。    

岩手県の素朴なお菓子

友人のE子さんから農文協の出している「うかたま」を何冊もお借りしています。借りているというより、ご厚意でどんと紙袋に入れて、貸してくださっているのです。

5号の特集「雑穀はおいしい」の中に雑穀王国の岩手県のいろいろな料理が出ています。見ているだけでも面白いのですが、枝豆を使った素朴なお菓子が目を引きました。去年の秋に作って冷凍してある「秘伝豆のずんだ餡」があるのに、まだ食べていなかったことを想い出し、さっそくそれを使って作ったのが、「豆しとぎ」です。

作り方は、緑の枝豆か、青大豆を浸水させて茹でたものを使って、フードプロセッサーで細かくして砂糖と塩を加えたものに、米粉を重さの半量加えて、よくよくしとねるのだそうです。『しとねる』というのは岩手県の言葉で、まとまるまでよく混ぜることなのです。しとねて出来たものが『・・・しとぎ』なのです。言葉が面白いです。

私のはずんだ餡にしてあるので砂糖と塩は少し加えるだけにして、ポリ袋に入れて混ぜていきました。最初のうちはぽろぽろしているばかりでなかなかまとまらなくて、しとねるのは無理かなと思ったら、あるところまできたら勝手にしとねてくれました。勝手に三つのかたまりに分かれて、円筒形が2本、三角柱が1本出来ました。
切り分けたら、それでもう出来上がりなのです。米粉は生のままなのに。不思議なお菓子です。お米と枝豆の味がして、しっとりしていてほんのり甘くて、まるで生の落雁を食べているようです。ギターの会のおやつに持って行って、Iさん、Nさんにも食べていただきました。『うん、なかなか、、、」とIさんのつぶやき。

2011/08/25

捕食中のカマキリ発見!

インゲンの葉っぱの上で、カマキリがなにかを食べている!よく見ると、なんとキラキラしたカメムシです。

私の気配を感じたらしく、食べるのをやめてこちらを見ながら警戒しています。
ちょっとよそへ行ってからもう一度見ると、場所を少し変えて食べています。さも美味しそうに! 私にすれば害虫を食べてくれてありがとう! またよろしくね。

2011/08/23

野菜の収穫

今流行りの緑のカーテンならぬ、緑の壁にいつの間にかゴーヤがぶら下がっていました。わが家のゴーヤ、いったいどんな味がするかしら?やはり苦いんでしょうな。遅かったきゅーりやトマトも穫れ始めています。伏見唐辛子は本当に便利で美味しい。洋風にも和風にも合う。22日の収穫物。




23日の収穫物です。当たり前のきゅーりではなく、「黒さんご」という短いイボイボきゅーりと、「相模半白」という白っぽいきゅーりを育てています。両方とも、柔らかくて歯触りがよく、私のお気に入りの品種です。両方とも去年に続き、種から育てているので、時間がかかりますが、収穫の喜びはひとしおです。ニラの穂は花が咲かないうちに摘み取り、茹でていただきます。葉より臭いが少なく、茎の断面は四角く、味はまろやかです。きょうのトマトはもう少し木に生らせておけば良かったと反省しました。



ゴーヤと朝顔の緑の壁を上から見たところです。実際は風通しを悪くしていて、薪の乾きを遅らせているようなものです。

2011/08/17

笹巻き作り



笹巻きを作ろうと思い立ちました。笹巻きは山形では普通端午の節句頃に作るらしい。笹の葉でくるんだ餅米を煮て、さましたものにきな粉と好みで黒蜜をかけて食べる東北地方や新潟の郷土食です。農村で農繁期にたくさん作って、食事代わりにしたのかもしれません。笹の葉で三角形にくるんだあと、イグサやスゲで縛るのですが、これが算数(図形)の苦手な私にはどうもわかりにくいのです。四苦八苦してやっと12個作ったら、もう肩と首がカチカチに凝ってしまって、めまいがしてきそうになりました。その夜はそれでやめてこれは翌日にできあがったちまきです。ちょっとへたくそなのは三角の先っぽからご飯が見えています。

お米はまだまだたくさん浸水してあるので、ちまきはこれでもうやめて、慣れている中華ちまきとお赤飯に変更
しました。本当のことを言うと、お赤飯はこの3倍できました。

中華ちまきの具は、豚バラ肉の中華風ベーコンを作って冷凍してあったものを角切りに、あとはにんじん、干し椎茸、銀杏、伏見唐辛子の小口切り。具を炒めて水切りしたお米も入れて炒め、調味料を混ぜたスープを入れてお米が水分を吸った半生のものを笹の葉でくるみ、新潟の笹団子風にスゲで縛りました。ステンセスのバットに載っているのが蒸す前、かごに載っているのは蒸してできあがった中華ちまきで、白い蒸し紙でくるんだのは家で食べる分です。

最後はお赤飯です。お赤飯の小粒小豆は去年うちの畑で自分で収穫した小豆です。こんな小さい小豆でもほんのり色がつきました。

2011/08/07

夏野菜たっぷり

また暑い夏が戻ってきました。あんまり暑いと、昼ご飯に何を食べたらよいか迷います。きょうの昼ご飯はご飯も残っていなかったので、夏野菜のスパゲティと決めました。今畑で獲れる野菜は、伏見唐辛子とインゲンだけです。伏見唐辛子は辛くないので便利です。

その伏見唐辛子をたっぷりと、あとは茄子と料理用トマト、赤いパプリカ、塩豚の茹でたもの、ニンニク少々を炒めて塩味を付け、ゆであがったスパゲティに塩こしょうをして野菜と一緒にさっと炒めたらできあがり。昨日買ってきた初物の枝豆も茹でました。トウモロコシの味がする甘い枝豆でした。

黒い方のお皿が夫用。白いお皿の方は盛りが少なくしてあって、私用。

2011/08/03

野生の実のジャム

お隣のT家の周りの茂みのツツジ科らしい木に黒い実がぶら下がっているのに気づきました。ブルーベリーにも、那須岳の岩のゴロゴロしたところに生えていたガンコウランにも、ナツハゼの実(はちまきぶどう)にも似ています。これはきっと美味しいジャムになると私の勘が働き、摘みました。

帰って計ってみると85グラムありました。今年の変な天気のせいか、葉っぱはもう紅葉し始めています。












水を入れて弱火でコトコト煮て、ざるで漉しました。グラニュー糖とレモン汁を加えて、煮詰まってくるまで煮ました。Tさんに差し上げる分を小さいビンに詰めて、あと少し容器に入れて、今朝さっそく食べてみました。渋みもなく、味は良く、毒でもなかったようです。















辺りには「きつねのまご」という野草が咲いていました。