2011/07/29

ここ2週間の出来事あれこれ

ひぐらしが鳴いて梅雨が明けたとたん、猛烈な暑さがやってきましたが、その後はまた戻り梅雨のようになり、雷・豪雨が続いています。毎年、ことしの天気はおかしいなどと言っているように思います。

畑のサヤエンドウに花がたくさん咲いてきました。でも実がなかなか生りません。よく見たら小枝の模様の尺取り虫が付いていました。早く気がついたので大した被害はありませんでした。


初めての収穫は28日でした。たった4個でした。





先日収穫したニンニクを乾かして茎を切り、ひげ根を取ってかごに入れました。全部で600グラムぐらいありました。大小様々ですね。
出来のよいのをお嫁さん達にあげることにして、自分用は当座の分以外は、皮をむいて冷凍します。






23日には長崎からギタリストの近藤史明さんをお迎えしました。いよいよ24日の白鷹町のホール・あゆーむでのリサイタルです。3年前ドイツのコブレンツ国際ギターフェスティバルで出会ってから、こんなに早くリサイタル開催までこぎ着けたことは感慨深いことです。近藤さんは16日に留学先のフランスのストラスブールから帰国なさったばかりです。6年間ストラスブールの音楽院で学んで身につけたみずみずしい感性と音楽性と磨いた技量がどのように発揮されるか楽しみでした。演奏の最初から、美しく力強い音色が七十数名のaudienceをひきつけ、感動させました。

曲の説明もとてもわかりやすく、近藤さんがどういう意図で選曲したかもよく分かり、アンコール曲の3曲からも聴いた人への感謝の気持ちが伝わってきて、最後にまた好感度が上がりました。毎年聴きたいギタリストと言われると、この演奏会を開いて良かったと心からうれしく思いました。

打ち上げのお食事会は、白鷹町の深山ののどか村で、郷土料理の数々を楽しみました。

23日から25日の朝までの三日間、わが家に爽やかな風が吹きぬけて行きました。センプレの会員にも等しく若い近藤さんからの刺激が心地よく残りました。

2011/07/15

庭の草花

ぎらぎらと照りつける太陽! 毎日空は晴れ渡っています。午前中から30度を超えても、一日おきの雷雨のおかげで乾燥しきっていないので、草花たちはうれしそうに咲いています。ワイルドベルガモットが咲き始めました。独特のエキゾチックな香りがします。ホラあのアールグレイの紅茶の香り。

10日前の梅雨の最中のあじさいです。このあじさいは植えた覚えもないのに裏庭に3年前から生えてきて今年はじめて6本の花を付けました。薄いブルーが上品です。

ドイツの野草の種が発芽してきれいなナデシコが咲きました。

これもナデシコですね。

下の写真のはちょっとカーネーションみたいなナデシコです。花びらが八重になっています。











ヨーロッパのコスモスはちょっと小振りで色が面白いです。白い細かい花はセリ科のとうきです。漢方薬になるらしいのですが、花壇ではなく斜面にただ咲かせているだけです。アゲハチョウがくる植物ですが、蝶々さん今年はまだ見つけていないようです。

2011/07/12

メロン子の浅漬け

うちの畑のきゅーりは全然育ってきません。梅雨明けしたのですから、なにか体を冷やすような食べ物が好ましいですね。そう、瓜の類です。直売所にこの時期にしか出て来ないメロン子が売られていました。一袋に7個入って100円という安さ。

ぬか漬けに入れたり、櫛形に切って浅漬けにしたり、歯ごたえもあります。ほんのり付いた塩味が熱中症対策に効果がありそうです。今の時期だけの楽しみです。

2011/07/10

おやつはシナモンロールパン


京都の料理好きのcincoさんにならって、シナモンロールパンを焼くことにしました。何年ぶりだろうか?ちょっとワクワクします。パン生地はロールパンと同じ、ごくシンプル。ホームベーカリーで第一発酵までやってもらって、あとは伸ばしてシナモンシュガーとレーズンを敷き詰め、くるりと巻いて、輪切りにして、天板に並べて発酵させて、焼くだけです。


ギターの会の練習に持って行ってみんなで食べました。

男の人たちって、結構甘党。もう少し甘くした方がよいという意見もありました。こんどは黒砂糖を赤ざらめ糖にしてみましょう。半分溶けてプチッと歯に触るところがいい感じかもしれません。

2011/07/03

ニンニクの掘り起こし

去年の秋にニンニクの小房を土に埋めてから8ヶ月、少しずつ枯れてきたので、思い切って掘り起こしました。17本あったはずが、掘ったら、双子になっていたのがあって、21本獲れました。小さいものやら、結構大きくて立派なものまで様々ですが、私にしては今までで一番の収穫です。引き抜くときに力が入って、抜けたとたん尻餅をつきそうになったほど、しっかり埋まっていたニンニク君よ、絶え間なく生えてくるスギナにも負けず、よく頑張ってくれたね。Merci, beaucoup!

2011/07/01

だしいわし・イワシの焼き干し

季刊雑誌「考える人」の2011年冬号の「日本のすごい味」の記事に、フードジャーナリストの平松洋子さんが津軽・平舘村のイワシの焼き干しを紹介していました。読めば読むほどに是非ともイワシの焼き干しなるものを味わってみたくなりました。

震災があってしばらく、その熱も冷めていましたが、またむらむらとわき起こってきました。

何といっても一番の魅力は、手間がかかっていることです。獲れ立てのイワシを新鮮なうちにさばいて頭とおなかを取り、串に刺して炭火で焙り、そのあと素早く低温で乾燥させるだけ、早朝から夕暮れまでの間にできあがってしまうのですから、新鮮なはずです。使ういわしは小型のイワシ、9月から12月までの数ヶ月間に津軽海峡の潮の流れに乗って陸奥湾に入り込んできたカタクチイワシ。

木浪海産に電話してその後すぐFAXで送り先を知らせると、翌日にはもう送ってくれました。料金は同封された振り込み用紙で郵便局で支払います。

うっかり箱から出して冷蔵庫に保存したり小分けしたりしてしまいましたので、写真は箱の上に一部を載せて撮ってみました。何百匹ものカタクチイワシがパリッと乾いてつながっています。そのままつまんで食べても最高の味です。出汁をとるととてもまろやかで上品な味でした。東北の小さな村で伝統の製法を守って、納得のいく極上の味を産んでいることを実感しました。

青森県東津軽郡外ヶ浜町平舘磯山25 ヤマキ木浪海産 電話は0174-25-2649 FAXは0174-25-2425 300グラム入り1800円 500グラム入り3000円 送料別