2010/12/29

風干し

昨日は良い天気だったので、今年最後の買い物に行きました。今日は雪がチラチラ降り、お日様はどこかへ行ってしまいました。お魚を買ってきたので、まず鰺、2匹は開いて、あとの2匹は頭とシッポをとって売られていたのでそのまま、両方に薄く塩を振り、キッチンぺーぺーでくるんで一晩冷蔵庫で休ませ、今朝から半日冷たい風に干しました。









もうひとつは高級魚の吉次(きちじ)。三陸沖で獲れたのはとても高いのですが、これはカナダ産でそれほど高くなかったので買えました。これはもう塩がしてあるようだったので、そのままキッチンぺーぺーでくるんで一晩冷蔵し、同じように風干しにしました。風に当てるだけでも余分な水分が飛んで味が良くなるようです。









さて、吉次をオーブンで25分ほど焼きましたら、胸びれと尾びれが立って、立派な焼き魚に変身しました。蕪を途中からオーブンで一緒に焼いて付け合わせに。吉次は味もとても良く、コラーゲンたっぷり、脂も良くのっていて、すっかり満足しました。こんど吉次君にお目にかかれるのはいつだろうか?





ベーコンを仕込む

昨年から始めた自家製ベーコン作り、今年は「米澤一番豚」という良質の豚肉を売っているお店を見つけたので、昨年の1,5倍の6キロのバラ肉を買い込みました。一年に一度しか作らないつもりなので多過ぎということはありません。息子たち夫婦や孫たちが楽しみにしているのです。

きょうは二人で塩漬けをしました。バラ肉はあらかじめ肉屋さんに500グラムのかたまりに切ってもらってあります。塩と粗目糖と黒胡椒、ローズマリー、タイム、クロ-ブなどの香辛料をよく混ぜて、ひとかたまりの肉に合う分量を量っては、揉み込む係の夫の手許にふりかけます。バットの中でよく揉み込んだら、並べてビニールの袋で包み、5,6日間保冷しておきます。  




続きはまた。

2010/12/26

クリスマスのココアロール

きのうはクリスマス、それもとびきりのホワイトクリスマスでした。家の周りの木に積もった雪が、全部生クリームに見えました。やっぱり一番お気に入りのココアのロールケーキを焼くことに。二人だけなので、卵は二つに減らしたのですが、粉の方は減らさなかったので、ちょっと固めになり、巻いたら丸くならないで、楕円形になってしまいました。









クリスマスがお誕生日のギタリストの福田進一さん、翌日がお誕生日の弟のTuさん、おめでとうございます。心の中ではお二人のためにもと思って焼いたのですが、遠すぎて雪も降っているので、せめて携帯メールの写真だけでも見て味わっていただけたらと、お送りしました。

蕪のポタージュ

寒い日には温かいスープが一番です。昨日の夕飯に蕪のポタージュを作りました。先日次男のお嫁さんからのメールにあったので、それだ!と。材料は蕪と玉葱少々とじゃがいもの小さいの2個、それから塩豚を茹でたときのスープがあったのでそれを使うことにしました。鍋にサラダオイルを少々入れ、粗みじんに切った蕪と玉葱とじゃがいものサッと水で洗ったものを焦げないように炒めて、しんなりしたらスープとローリエを入れてコトコト煮ます。











柔らかくなったら、ポテトマッシャーでつぶします。ポタージュといってもこのぐらいのつぶつぶ加減が好きです。塩と胡椒で味を付けます。













最後に牛乳と生クリームを少々入れて、きょうは皮むきハトムギのポンしたものがあったので浮き実に使ってみました。香ばしかった!山形の大蕪って本当に甘くて美味しい!

2010/12/24

打ち豆を作る

山形県の名産品に打ち豆があります。大豆を打って、平べったい形にしたものです。打ち豆にすると早く柔らかくなるので、手軽に料理に使えるのです。ひじきや切り干し大根と煮たり、ちりめんじゃこと塩昆布と一緒に打ち豆入りご飯にすると美味しいです。緑色の秘伝豆、黒豆、または川西町特産の紅大豆で作ります。皮の色と中身の大豆の色とのツートーンカラーが見た目にきれいです。不思議なことに秘伝豆は中も薄緑色をしています。きょうは秘伝豆で作ってみました。






固い豆をそのまま打てません。あらかじめ熱湯に数分浸けて布巾で蒸らしてから打つ方法と、水に数十分浸けてから打つ方法があります。きょうは熱湯に浸ける方法で作ってみました。
古い丸太なので衛生的でないかと思い、また打つ時に豆が飛び散ることがあるので、厚いビニールの袋に入れて木槌で打ってみたら、大正解でした。ストーブのそばか外気とお日様に当てて乾燥させて、保存します。

種も食べなきゃもったいない!



きょうは文字通りのホワイトクリスマスになりました。。でも山形の人は喜んでいないでしょうね。そりで来る人以外は。

かぼちゃを切ると出てくるのが種です。かぼちゃによって、黄色っぽいのと白いのとあります。かぼちゃの味が良いと種の味も良いことに気が付いている私。捨てるのはもったいない!

いかにも中身がないのは捨てて、ふっくらした種を良く洗い、2.3日ざるで乾かして、種の表面の「オブラート」のような薄皮をひとつひとつ取り除き、お茶の缶などに入れて保存しておきます。ストーブを焚く季節になったら、少しずつ胡麻煎り焙烙に入れて半日ぐらい煎り、歯でりすのように割り、中身を出します。市販の中国産のかぼちゃの種より小さいけど、香ばしくて美味しい! ドイツの友人のようにかぼちゃの種入りのパンにします。ナッツやシードはちからがありますので、重いものを持つちからばかりでなく、生きるちからが付くような気がします。

2010/12/22

プレゼント用ケーキと冬至かぼちゃ

テーマ:料理

お世話になった年上の方に差し上げるケーキを昨晩夕食後に焼きました。今回はマーブルケーキにしました。ココアの生地が普通のケーキの生地とマーブル模様になっている混ざっているケーキです。レシピはドイツ在住の田中典子さんの「ドイツ生活から生まれた私のケーキ」という本からとりました。先日の孫のSちゃんのお誕生日のために焼いたケーキと同じですが、自分流に卵を多くして粉を少なくし、ベーキングパウダーをほんの少しにしてその分卵をしっかりと泡立てて作ってみました。しっとりときめ細かに出来たようです。味見用に小さいのを焼いて食べてみての感想です。





また、きょうは冬至なのでかぼちゃを煮ました。二日前にわざわざ今年収穫したかぼちゃと小豆をお届け下さったOさんのお気持ちを大事にして、置賜地方の方々の冬至の決まりもの「小豆かぼちゃ」にしました。小豆は前夜のうちにストーブの上でコトコト軟らかくなるまで煮ておきました。お昼前に切ったかぼちゃを鍋に入れ、水を少し入れ、小豆も上からかぶせるように入れて、甜菜糖と塩で味付けして、水気がなくなるまで煮ました。とても美味しかったです。これはひとえに材料の質が高いからでしょう。美味しいものが食べられて幸せ!

2010/12/21

流しの排水口掃除

朝仕事のついでに、今朝は流しの排水口を丁寧に掃除しました。1ヶ月に1回位やっています。前にやったのはいつだったか忘れるので、丁寧掃除は3年日記帳の後ろの方に自分で丁寧掃除のページを作って記録しています。丁寧掃除って意外にやっているようでやっていないことが分かります。反省気味!

使ったものは、古い歯ブラシ、古いナイロンタワシ、竹串、竹炭のかけらです。細かい溝などに竹串が役に立ちます。竹炭のかけらも塩ビ菅の表面を傷つけないように気を付けて使うと汚れが良く落ちます。

見えないところですが、自己満足感を味わいつつ、「あー、気持ち良くなった!」


酒粕クラッカー

酒粕クラッカー
何週間か前にNHKの「ためしてガッテン」で酒かすを見なおそうというような特集をやりました。TVのない私は番組は見ていないのですが、ホームページで見ています。

冬に弟からもらった京都・伏見の美味しい酒粕が冷凍室に残っているので、ガッテンのお勧めレシピから、酒粕クラッカーを作ってみました。

材料は 薄力粉 100グラム
    酒粕  25グラム
    オイル 大さじ 2
    塩   小さじ 1/2
    水(牛乳) 大さじ 1強
    酢   小さじ 1~2(酒粕の味を見て加減する)



作り方は  粉と酒粕と塩を指でぽろぽろになるまで良くほぐして混ぜたら、水と酢を一旦混ぜてから加え、オイルも加えて、全体をまとまるまで捏ねる。少し寝かせて、まないたのうえでのし棒で5mm~7mmぐらいの厚さに伸し、パイ車かナイフで好みの長さと太さのスティック状に切り、油を薄く引いた天板に並べて、フォークで空気抜きの模様を点け、170度のオーブンで12分ぐらい焼く。実に簡単!

食べてみたら、まるでチーズを入れたかのような芳香と濃厚な味!小麦粉の香ばしい香りも効いています。

酒粕には独特のアミノ酸がたくさん含まれていて、体にとても良いそうです。酒粕を料理にもっととりいれようっと!

2010/12/19

サンマ干し

昨日買ってきたサンマに昨晩のうちに薄く塩を振り、一晩キッチンタオルでくるんで臭みを取って、今朝から昼過ぎまでポカポカのお日様と冷たい空気に当てて干しました。ハエがくるといやなので、干しカゴに入れて干しましたが、写真を撮るためにデッキの手すりに載せました。頭とおなかを取ったサンマだったので、楽ちんでした。魚は干すことにより、なぜか数倍美味しくなるのです。骨ごと食べられるようになるときもあります。お日様と風っていうのはすごい力があります。

totokoのスローライフ

2010/12/18

寒さに負けない椎茸


寒くなってから生えてきた椎茸です。5本のほだ木のうちこの1本だけに生えています。あとのほだ木は知らん顔なので、外に放ってありますが、このほだ木は薪置き場にもたせかけました。















ときどきスプレーで水を掛けてやりますと、3日に1本ぐらい穫れるのです。ドンコなので肉厚です。

2010/12/16

ついにやって来た冬将軍!

暖かかった12月だったが、きのうの朝起きたら雨が雪に変わっていて、7センチぐらい積もっていた。ついに本物の冬将軍さまの到来だ。きのうの夜になっても止まず、夜寝る頃には30センチぐらい積もっていた。おとといのうちに孫のSちゃんのお誕生日のケーキを焼いて宅配便に出しておいて、本当に良かった。今回のケーキはココアのマーブルケーキだ。マーブルケーキを焼くのは何年振りだろうか。Sちゃん気に入ってくれるかな?写真を撮り忘れた。味見用に小さいのも焼いて、二人で昨日試食した。

今朝起きたら、雪は止んでいたが、50センチぐらい積もっていた。何てことだ! 天気予報では「曇りと言っているが、晴れ間が出て、青空に上弦の月も飛行機雲も映えている。東北の天気予報ではこういうのも「曇り」なのだ。空の周り中に雲があったらそれは「晴れ」ではないらしい。

雪を乗せた大きな松の木に陽が当たっていた。